ハリウッド×F1=祭典!ハンガリーGPにアクセル・ローズや人気俳優が集結

先週末はハンガリーのF1ファンにとって幸運な週末となった。心心配されていた雨も降らず、ライブミュージック、伝統的な民族パフォーマンス、そして伝統的なハンガリー衣装に身を包んだダンサーたちが織りなす祭典的な雰囲気を楽しむことができ、フォーミュラ1グランプリに独特のローカルカラーを添えた。
今回のF1ハンガリーGPでも、スターたちが勢揃いした。ハリウッド俳優のアニャ・テイラー=ジョイとアンソニー・マッキーが、土曜日にハンガロリンク・サーキットで目撃され、フェラーリのガレージを訪れ、ルイス・ハミルトンやスクーデリア・フェラーリを激励した。
ハンガリーが重要な撮影地であることから、『DUNE/デューン 砂の惑星』シリーズ第3作に出演予定のティモシー・シャラメとジェイソン・モモアの登場も期待されていたが、直前に来場がキャンセルされた。『DUNE/デューン』シリーズ監督のドゥニ・ヴィルヌーヴは映画『ブレードランナー2049』(2017)の重要なシーンをここで撮影していた。
しかし、レース当日最大のセレブリティの存在感を示したのは、ロックバンド、ガンズ・アンド・ローゼズのアクセル・ローズだった。ガンズ・アンド・ローゼズのフロントマンであるアクセル・ローズは、レッドブルのガレージを訪れた。そこではガンズ・アンド・ローゼズの名曲が流れ、ローズは写真撮影に応じ、マックス・フェルスタッペン選手を激励。その後、レース終了時にはチェッカーフラッグを振って訪問を締めくくった。
フラッグが振られたのはマクラーレンのランド・ノリス選手であり、チームメイトのオスカー・ピアストリ選手を抑えて連続勝利を確保し、パパイヤ色のチームにとってまたしても圧倒的な1-2フィニッシュをもたらした。夏休み前にピアストリがノリスに対して9ポイントのリードを保っていることから、チャンピオンシップ争いはマクラーレン陣営内での一騎打ちの様相を呈している。
彼らの後ろでは、ジョージ・ラッセル選手が驚きの走りで、メルセデスに貴重な表彰台をもたらした。ポールポジションからスタートし、グランプリの序盤をリードしていたシャルル・ルクレール選手は、レース中盤でパフォーマンスを失い、最終的に4位でフィニッシュし、悔しさをにじませた。
一方、チームメイトのルイス・ハミルトン選手は困難な午後を過ごし、失望の12位でフィニッシュした。予定外のエンジン交換によりピットレーンスタートを余儀なくされた角田裕毅選手は影響を与えることができず、17位でラインを越えた。週末で最も心温まる出来事のひとつは、ラッセル選手のすぐ後方で展開された「師匠と弟子」の絆だった。
44歳のフェルナンド・アロンソ選手がアストンマーティンでシーズンベストの5位フィニッシュを果たし、彼の若い弟子でマネジメント下にある若手ドライバーのガブリエル・ボルトレート選手がザウバーで6位という結果でパドックを驚かせた。
F1は現在4週間の夏休みに入り、8月末のオランダ・ザントフォールトでのレースで再開される。
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