クリス・ヘムズワース、MCU卒業説の真相と過激挑戦番組を語る―『リミットレス』新シーズンの内容とは?

クリス・ヘムズワース 写真:Jeff Spicer/Getty Images
クリス・ヘムズワース 写真:Jeff Spicer/Getty Images
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ナショジオ制作番組では体当たり企画に再挑戦

MCUのソー役でお馴染みのクリス・ヘムズワース。彼はいつもその鍛え上げられた肉体を活かした体当たりの演技を披露している。今回、米『ハリウッド・リポーター』は、そんなヘムズワースにインタビューを行った。

2022年、クリス・ヘムズワースナショナル ジオグラフィックの『リミットレス with クリス・ヘムズワース』に出演した。全6話からなる同シリーズで彼は老化を逆行させるべく、肉体と精神の限界に挑んだ。

この8月、同シリーズの新シーズンとなる『リミットレス:リブ・ベター・ナウ(原題:Limitless Live Better Now)』が配信される。(日本での配信予定は未定)新シーズンでもヘムズワースは相変わらず「ぶっ飛んだ」企画に挑戦するようだ。

たとえば、第1話で彼は脳を活性化させるという目的で2ヶ月間ドラムを特訓し、エド・シーランのライブに出演する。また、「リスク」と題された3話をまたぐ一大企画では、スイスのアルプスで182メートルの登山に挑むのだそう。

ヘムズワースは笑いながら、『リミットレス』新シーズンのとある企画にディズニーマーベルのNGが出たことを明かした。なんでも、当初はアルプス登山ではなく『ハートブルー』(1991)さながら12メートルの大波でサーフィンをするという挑戦が企画されていたようだ。

「私はもともと12メートルのサーフィンに挑戦する予定でした。そのために専門家とトレーニングまでしたんです。ただ、さすがにNGが出てしまいましたね。あまりにも危険だということで、代わりに200メートルの登山に変更されました。きっと上は心配していたんでしょう。“彼にはソーを演じてもらわなきゃ困る。大波サーフィンの収録中に溺れ死んだらどうするんだ”ってね」

ナタリー・ポートマンとクリス・ヘムズワース 『ソー:ラブ&サンダー』より WALT DISNEY STUDIOS MOTION PICTURES / © MARVEL STUDIOS / COURTESY EVERETT COLLECTION
ナタリー・ポートマンとクリス・ヘムズワース 『ソー:ラブ&サンダー』より WALT DISNEY STUDIOS MOTION PICTURES / © MARVEL STUDIOS / COURTESY EVERETT COLLECTION

MCU卒業?噂の真相は?

ソーといえば、今年に入ってからヘムズワースがMCUを「卒業」するという噂がまことしやかに囁かれている。というのも、3月に『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』(2026年12月公開予定)のキャストが発表された際、ヘムズワースのYouTubeチャンネルに『ソーの思い出にありがとう!』というタイトルの動画がアップされたからだ。一部のファンはこれがソーの「退場」を匂わせているのと捉え、話題となった。しかし、ヘムズワースによればそんな意図はなかったという。

「何人かにも同じことを聞かれました。広報も“誤解を与えちゃったみたいだね”といっていましたよ。私たちも特に『火消し』をしなかったといいますか、その必要もなかったのですが。ただ、ファンの皆さんには深読みされてしまいましたね。ソーはすでに新たな旅の一歩を踏み出しています。私はそういうタイミングで自分のキャリアの大きな一部である彼に感謝したいと思っただけです」

タイラー・レイクの気になる今後

また、ヘムズワースは自身が主演を務める『タイラー・レイク -命の奪還-』(Netflix)シリーズの今後についても語った。これまでの2作が好評を博しているだけに、ファンもその今後が気になるところだろう。ただ、ヘムズワースはタイラー・レイクの今後についてもう少し時間をとって考えたいようだ。

「タイラー・レイクという人は大忙しでしたからね。私たち制作チームはシリーズの方向性と第3作についていろんなアイデアを検討しているところです。ただ、確実に第3作は制作しますよ。いつになるかはまだ決まっていませんが、それは確かです」

フル回転の活躍を続けるヘムズワースからは、今後も目が離せない。

※本記事は要約・抄訳です。オリジナル記事(英語)はこちら

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