デイヴ・バウティスタ×ヘンリー・カヴィルがバトル!?『ハイランダー 悪魔の戦士』リメイク版で豪華共演

デイヴ・バウティスタが、Amazon MGMによるカルト的人気映画『ハイランダー 悪魔の戦士』(1986年)のリメイク版で悪役を演じる最終交渉段階にあるようだ。
このアクション・ファンタジー作品の共演にはヘンリー・カヴィルとラッセル・クロウも名を連ね、Amazon MGM傘下のユナイテッド・アーティスツが製作し、劇場公開が予定されている。
チャド・スタエルスキが監督を務め、本作は9月末に主要撮影を開始し、イギリスおよび香港でロケーション撮影を行う予定である。
1986年に公開されたオリジナル版『ハイランダー 悪魔の戦士』では、クリストファー・ランバートがコナー・マクラウド役を演じた。彼は中世スコットランドのハイランダー(スコットランド北部または北西部のハイランド地方の住民)であり、自らが不死の戦士であることを発見する。ショーン・コネリーが演じるラミレスという剣士の助けを借り、主人公マクラウドは数世紀にわたって他の不死者たちと戦い続け、最終的には「勝者はひとりだけ」という有名な台詞の通り、現代での決戦に至る。物語はさまざまな時代を行き来しながら展開した。
リメイク版では、カヴィルがマクラウド役を、クロウがラミレス役を演じる。俳優マリサ・アベラも主要な役で出演する。
バウティスタは、「クルガン」と呼ばれる不死の蛮族という強烈な存在感を放つ役どころを演じることになる。このキャラクターは、数世紀にわたって他の不死者を殺し、その力を吸収してきた存在だ。オリジナル版では、クランシー・ブラウンが印象的に演じた役でもある。
今回のバウティスタの参加は、彼にとって運命的な巡り合わせであり、ファンが夢見たキャスティングが現実になった瞬間でもある。バウティスタは2015年、サミット・エンターテインメントがセドリック・ニコラス=トロイヤン監督で企画・制作していた時にも、クルガン役への出演を検討していた。最近では、カヴィルとバウティスタを敵対する不死の戦士として登場させるファンムービーも作られた。
リメイク版の脚本はマイケル・フィンチが執筆した。スコット・スタバーとニック・ネスビットが、ニール・H・モリッツ、チャド・スタエルスキ率いる87イレブン・エンターテインメント、デイヴィス=パンザー・プロダクションズのジョシュ・デイヴィス、ルイーズ・ロズナーと共に製作を務める。
バウティスタは、Amazon作品を自身の活動の重要な拠点と位置付けており、『ハイランダー(原題)』は同社向けの最新長編企画となる。バウティスタはAmazon製作のアクションコメディ『マイ・スパイ』(2020年)とその続編に主演し、現在はジェイソン・モモアと共演するアクションコメディ『ザ・レッキング・クルー(原題:The Wrecking Crew)』のポストプロダクション作業中だ。また、Amazonによる『ロードハウス/孤独の街』(2024年)続編での出演についても交渉中である。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
【関連記事】
- 冤罪の衝撃実話をドラマ化!『アマンダ ねじれた真実』8月20日よりDisney+独占配信、予告編&ビジュアル解禁!
- 『ジュラシック・ワールド/復活の大地』完全ガイド:シリーズ最新作&公式グッズまとめ【映画×恐竜×フィギュア】
- 戦後80年に観たい戦争映画12選|名作で振り返る日本と世界の記憶 ― 日本の名作『火垂るの墓』、アカデミー賞7冠『シンドラーのリスト』ほか
- 絶体絶命!サバイバル映画おすすめ15選|不朽の名作『ジュラシック・パーク』、衝撃の実話を基にした傑作『雪山の絆』ほか
- モリーナ・バッカリン、デイヴ・バウティスタ、ジェイソン・モモアらとAmazonアクションコメディ『The Wrecking Crew』に出演