【興行収入ランキングTOP10】『Weapons』が首位、『Mr.ノーバディ2』『シャッフル・フライデー』最新成績

『Mr.ノーバディ2』Universal Pictures
『Mr.ノーバディ2』Universal Pictures
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この週末(8月15日〜17日)の北米興行は、低〜中規模予算の作品が堅実に成果を出す一方で、大作続編の一部は伸び悩む結果となった。『Weapons(原題)』が2週目も強さを維持し首位を獲得。ディズニーの『シャッフル・フライデー』が好調を維持し、ユニバーサルの『Mr.ノーバディ2』は期待をやや下回るスタートとなった。

また、シドニー・スウィーニー主演の『Americana(原題)』は不振に終わったが、インド映画や日本の『シン・ゴジラ 4K 』など海外作品も健闘を見せている。大作群では『ジュラシック・ワールド/復活の大地』が依然として世界で8億ドル(約1,200億円)を超える収益を上げ、DC『スーパーマン』やアップル配給の『F1/エフワン』も6億ドル(約870億円)に迫るなど、夏の興行を牽引している。

北米週末興行収入トップ10(8月15日〜17日)

1位:『Weapons(原題)』

ジュリア・ガーナー、映画『Weapons(原題)』より 写真:Warner Bros. Pictures
ジュリア・ガーナー、映画『Weapons(原題)』より 写真:Warner Bros. Pictures

2週目に2,500万ドル(約36億円)を稼ぎ首位を維持。減少率は43%と緩やかで、ホラー映画としては異例の粘りを見せている。海外でも1,840万ドル(約26億円)を追加し、世界累計は1億4,880万ドル(約215億円)に到達。

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2位:『シャッフル・フライデー』

映画『シャッフル・フライデー』©2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved. 
映画『シャッフル・フライデー』©2025 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved. 

ディズニーのボディスワップ・コメディが2週目に1,450万ドル(約21億円)。北米累計は5,490万ドル(約79億円)、世界累計は8,630万ドル(約125億円)で、製作費約60億円規模に対して順調な推移を見せている。

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3位:『Mr.ノーバディ2』

ボブ・オデンカーク映画『Mr.ノーバディ2』より COURTESY OF UNIVERSAL
ボブ・オデンカーク映画『Mr.ノーバディ2』より COURTESY OF UNIVERSAL

ボブ・オデンカーク主演のアクション続編は930万ドル(約13億円)で3位。全世界では1,420万ドル(約20億円)を記録。製作費2,500万ドル(約36億円)を考えると控えめだが、ユニバーサルはプレミアム・ビデオ・オン・デマンドでの回収を見込んでいる。

シャロン・ストーンがボブ・オデンカークと共に『Mr.ノーバディ2』に出演

4位:『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』

映画『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』より 写真:Courtesy of 20th Century Studios/Marvel Studios
映画『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』より Courtesy of 20th Century Studios/Marvel Studios

公開4週目に880万ドル(約12億円)。北米累計は2億4,700万ドル(約358億円)、世界累計は4億6,870万ドル(約679億円)。落ち込みは45%にとどまり、持ち直しの兆し。

5位:『バッドガイズ2』

『バッドガイズ2(原題)』COURTESY OF DREAMWORKS ANIMATION
『バッドガイズ2(原題)』COURTESY OF DREAMWORKS ANIMATION

ドリームワークスのアニメーションが750万ドル(約10億円)。北米累計5,720万ドル(約82億円)、海外累計6,020万ドル(約87億円)、世界累計1億1,740万ドル(約170億円)。

6位:『裸の銃を持つ男』

映画『裸の銃を持つ男』リブート版のパメラ・アンダーソンとリーアム・ニーソン Courtesy of Paramount
映画『裸の銃を持つ男』 Courtesy of Paramount

3週目に480万ドル(約7億円)で6位。海外は500万ドル(約7億円)、世界累計7,290万ドル(約105億円)。製作費1,200万ドル(約17億円)に対して高収益。

7位:『ジュラシック・ワールド/復活の大地』

映画『ジュラシック・ワールド/復活の大地』写真:Courtesy of Universal
『ジュラシック・ワールド/復活の大地』より 写真:Courtesy of Universal

公開から数週が経過しても依然好調で、世界累計は8億2,850万ドル(約1,201億円)を突破。今夏最大級のヒット作の1つ。

8位:『スーパーマン』

映画『スーパーマン』(2025)より 写真:Warner Bros./Courtesy Everett Collection
映画『スーパーマン』(2025)より 写真:Warner Bros./Courtesy Everett Collection

ジェームズ・ガン監督による新作は世界累計5億9,450万ドル(約862億円)。依然として上位をキープ。

9位:『F1/エフワン』

映画『F1/エフワン』 Warner Bros. Pictures / Apple Original Films
映画『F1/エフワン』 Warner Bros. Pictures / Apple Original Films

ジョセフ・コシンスキー監督のレーシング大作が累計5億9,000万ドル(約855.5億円)。アップルが劇場公開へ本格参入した象徴的な一本。

10位:『Coolie』(インド映画)

北米で240万ドル(約3億円)を記録し10位入り。累計は630万ドル(約9億円)。インド映画として北米市場で健闘している。

あわせて、日本の『シン・ゴジラ 4K』は週末のみで172万ドル(約2億円)、累計250万ドル(約3億円)を稼いでおり、海外作品の存在感を示した。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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