ピーター・ウィアー監督、ベネチア国際映画祭で功労賞を受賞

Peter Weir (left)

「死の詩社」「トゥルーマン・ショー」「マスター・アンド・コマンダー」などで知られるオーストラリアの監督兼脚本家

ベネチア国際映画祭は、8月28日から9月7日に開催される第81回映画祭において、「死の詩社」や「トゥルーマン・ショー」などの作品で知られるオーストラリアの監督兼脚本家、ピーター・ウィアー氏に功労賞のゴールデン・ライオンを贈ることを発表した。ウィアー氏を表彰する決定は、映画祭ディレクターのアルベルト・バルベラ氏の提案を受け、ラ・ビエンナーレ・ディ・ベネチアの理事会によって下された。

ウィアー氏は、「監督としての生涯の功績を称えられることは大変名誉なことです」と、この栄誉に対する感謝の意を表明した。バルベラ氏は、「パリを食べた車」や「ピクニック・アット・ハンギング・ロック」などの作品で1970年代にオーストラリア映画を活性化させた功績や、「ガリポリ」「危険な1年」などの高く評価された作品で国際的な成功を収め、ハリウッドで著名になったことを挙げ、ウィアー氏が現代映画に与えた多大な影響を強調した。今年のベネチア国際映画祭の審査委員長は、イザベル・ユペールが務める。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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