深夜の船上で消えた乗客――キーラ・ナイトレイが挑む心理スリラー『第10客室の女』予告編公開

キーラ・ナイトレイが主演するNetflix映画『第10客室の女』の予告編では、豪華客船が彼女の期待に反して、安らぎの場とは程遠いものであることが明らかになる。
サイモン・ストーン監サイモン・ストーン監督による心理スリラーで、10月10日に配信開始される。
出演者にはガイ・ピアース、ハンナ・ワディンガム、デヴィッド・アヤラ、アート・マリク、カヤ・スコデラーリオ、デヴィッド・モリッシー、ダニエル・イングス、ググ・ンバータ=ローらが名を連ねている。
物語の中心となるのは、ナイトレイ演じる旅行ジャーナリストのローラである。彼女は豪華客船に乗船中、深夜に乗客が海へ突き落とされる場面を目撃する。しかし、船員たちは「そんなことは起きていない」と否定する。真相を探ろうとするローラは、やがて自らの身にも危険が迫ることを知るのだ。
「恥じなくていい、錯覚しただけだ」――ピアースは予告編の中でナイトレイにそう語る。
すると彼女は即座に答える。「本当のことよ」
映像の後半で、ナイトレイは「これは私の思い込みなんかじゃない」と強く訴える。
本作は、サイモン・ストーン監督がジョー・シュラプネルとアンナ・ウォーターハウスとともに脚本を執筆し、さらにエマ・フロストによる脚色を経て完成した。
原作はルース・ウェアの2016年の小説である。製作はデブラ・ヘイワードとイルダ・ディフリーが務めている。
原作者ウェアは声明の中で次のように述べている。
「本作の核心は、ある女性が不正を目撃し、それを正直に報告したにもかかわらず、彼女が誰であるかという理由で信じてもらえない、という点にある。そんな経験をしたことがある人は本当に多いと思う。だからこそ私たちはローラのためであると同時に、自分自身のためにも、“ちゃんと信じてもらえること”を望んでいるのだと思う」
ナイトレイはアカデミー賞にノミネートされた経験を持ち、現在はNetflixのスパイドラマ『ブラック・ダヴ』に主演している。
また、ピアースは今年『ブルータリスト』でアカデミー賞候補となり、来年公開予定のリドリー・スコット監督作『ザ・ドッグ・スターズ(原題:The Dog Stars)』ではジェイコブ・エロルディ、マーガレット・クアリーと共演している。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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