エマ・ストーン主演『Bugonia』、ヴェネツィアで6分間の拍手喝采──世界初上映で大反響!

ヨルゴス・ランティモス監督とエマ・ストーンがタッグを組んだ破滅的なブラック・コメディスリラー『Bugonia(原題)』が、木曜日(現地時間)夜のヴェネツィア国際映画祭を圧倒し、熱狂的な6分間のスタンディングオベーションを巻き起こした。
会場となったイタリア・水の都のサラ・グランデ劇場では、上映後、ランティモス監督とストーン、共演のジェシー・プレモンス、エイダン・デルビスがバルコニーから観客に一礼し、拍手喝采に応えた。
約2時間におよぶ上映のあいだ、観客は息をのむ静寂と笑いの波を交互に繰り返した。
過激でショッキングな暴力表現と、ドタバタ的な笑いを融合させた独特の作風、そして風刺の効いた毒舌――そうした要素が渦巻く本作は、「奇妙なねじれに満ちている」と米『ハリウッド・リポーター』の主任批評家が絶賛し、喝采の理由を端的に表していたのである。
『Bugonia(原題)』では、ストーンがランティモス作品常連のジェシー・プレモンスと再び共演し、エイダン・デルビス、スタヴロス・ハルキアス、アリシア・シルヴァーストーンら多彩なキャストが脇を固めている。
本作は、韓国のチャン・ジュナン監督による2003年のカルト的名作『地球を守れ!』をリメイクしたものである。
物語は、陰謀論に取り憑かれた2人の若者が、大企業のカリスマCEO(演:エマ・ストーン)を誘拐することから幕を開ける。彼らは彼女こそが地球を滅ぼそうとするエイリアンであると信じ込み、必死の行動に出るのだ。
本作は、ランティモス監督と彼のミューズとも呼ばれるストーンの再タッグ作であり、ヴェネツィアのリド島でも注目度の高い1本となっている。両者は、批評的に高く評価された『哀れなるものたち』(2023年)で鮮烈な成果を残した。
同作はアカデミー賞で計4部門を制し、ストーンにとって2度目の主演女優賞をもたらしたほか、美術賞(ジェームズ・プライス、ショナ・ヒース、ミハレク・シュザ)、衣装デザイン賞(ホリー・ワディントン)、メイクアップ&ヘアスタイリング賞(ナディア・ステイシー、マーク・クーリエ、ジョシュ・ウェストン)を受賞したのである。
一方で、続く『憐れみの3章』(2024年)はカンヌで初披露されたものの、観客と批評家の間で評価が分かれ、興行面でも芳しい結果を残せなかった。
そのため『Bugonia(原題)』は、衝撃的な設定、圧倒的な演技、そして時代精神を鋭く突くテーマ性によって、ふたたび大衆的な支持を取り戻す可能性を秘めていると注目されている。
第82回ヴェネツィア国際映画祭は、現地時間の8月27日から9月6日まで開催されている。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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