サム・ライミ×ロイ・リー、アンソニー・ホプキンス主演カルトホラー『マジック』をリメイク!

サム・ライミとロイ・リーがライオンズゲートと組み、アンソニー・ホプキンス主演のカルトホラー映画『マジック』(1978年)のリメイクに挑むことが明らかになった。
オリジナル版はリチャード・アッテンボローが監督し、アンソニー・ホプキンス、アン=マーグレット、バージェス・メレディスが出演。ホプキンス演じる精神的に不安定なマジシャンが、腹話術人形ファッツに支配されていく恐怖を描き、公開当時は人形の不気味なテレビ広告で話題を集めた。原作はウィリアム・ゴールドマンの小説で、脚本も彼が担当した。
製作陣と脚本家
今回のリメイク版では、『死霊のはらわた』シリーズの生みの親であるサム・ライミがプロデューサーに名を連ね、ヒットホラー『Weapons(原題)』を手掛けたロイ・リーが共同製作に参加する。
脚本は『フレディVSジェイソン』や『13日の金曜日』リメイクを執筆したマーク・スウィフトとダミアン・シャノンのコンビが担当。
ホラーの経験豊富な布陣により、新しい『マジック』が再構築される。
さらに、長年この企画を温めてきたクリス・ハモンドとティム・サリバンも製作に参加。2人は権利関係を整理し、リメイク実現の道を開いた中心人物である。また、ライミ・プロダクションのゼイナブ・アジジも製作に加わる。
ライミとリーの近況
ライミは現在、レイチェル・マクアダムスとディラン・オブライエン主演の新作サバイバルホラー『Send Help』を準備中。脚本は今回と同じスウィフトとシャノンが手掛けている。一方のロイ・リーは『Weapons』を大ヒットさせ、さらにスティーブン・キング原作『The Girl Who Loved Tom Gordon(原題)』や『The Long Walk(原題)』の映画化に携わっている。
再び恐怖を呼び覚ます“人形ホラー”
オリジナルの『マジック』は、腹話術人形が支配的存在となり、主人公の人生を狂わせていく物語だった。リメイクでは現代的な恐怖演出を交えながら、この不気味な関係性をどう描くのかが注目される。サム・ライミのホラー感覚とロイ・リーのプロデュース力が融合することで、再び人々を震え上がらせる作品となる可能性が高い。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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