トム・ホランド、新作『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』でファンの声を徹底リサーチ!

トム・ホランドは、スパイダーマンのファンが何を求めているのかをよくわかっているようだ。
次回作『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』に向け、ホランドは英メディア『LADBible』の取材で「観客の心に強く響く作品にしたい」と語った。そのためにホランドは、インターネットで徹底的に調べ、ファンが第4作目のスパイダーマン映画に何を期待しているのかを把握し、そのアイデアを製作チームに持ち込んでいるという。
「積極的にネットで調べて、ファンがスパイダーマン映画に何を望んでいるのかを理解しようとしている。それがアイデア会議での自分の原動力になっているんだ。プロデューサーたちは、ときどき私にうんざりしていたと思うけど(笑)、でもこれは本当に大事なことだと思う。なぜなら、私たちはファンのために映画を作っているのだから」とホランドは明かした。
ピーター・パーカー役をいつまで演じ続けるのかという問いに対し、
「何事にも言えることだが、大切なのは目の前にあるものだ。いま私たちの前にあるのは『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』であり、この作品を前作にふさわしいものにすることに集中している」とホランドは答えている。
この先の出演については「この映画以降も続けるかどうかは、いまはわからない」とも明言している。とはいえ、同作に向けては積極的に参加しており、ソニーが8月に公開した新しいスパイダーマン・スーツのデザインにも関わったことを明かした。
「今回の映画でとても楽しかったのは、スーツのデザインに関わり、そのプロセスを共有できたことだ。スーツに込められた背景ストーリーを探りながら、なぜ赤と青なのかといったディテールまで考えることができたのは特に面白かった」とホランドは語る。
『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』の撮影が進行する中、ホランドは熱心なファンに向けて作品関連の情報を発信している。8月初旬には撮影現場の写真を数枚公開し、別の投稿では再びスパイダーマンを演じる心境を語った。
「スーツを着るのはやっぱり不思議な感覚だ。今回はなぜか前とはちがって感じるんだ。それに、撮影初日からファンが現場に来てくれたのは初めてのことだった。この瞬間を彼らと共有できるのは本当にワクワクするよ」とホランドは話す。
さらに「自分にできる限りのベストを尽くすだけだ。うまくやれるといいな。プレッシャーは感じてないよ」と冗談めかして付け加えた。
『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』は、2026年7月31日に全米公開予定である。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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