シガニー・ウィーバー、『エイリアン:アース』を絶賛-TVで観られる新作ドラマに驚嘆

1979年版の『エイリアン』で一躍ブレイクを果たしたシガニー・ウィーバー。そんな彼女は現在話題を集める『エイリアン:アース』について思うところがあるようだ。
『エイリアン:アース』はシガニー・ウィーバーの出演した『エイリアン』および『エイリアン2』(1986)から大きなインスピレーションを受けている。しかし、彼女はプロデューサーのノア・ホーリーのオリジナリティを気に入ったようだ。中でも、新キャラクターの登場や、物語がテック企業の欲望など現代社会の問題にも踏み込んでいる点を彼女は高く評価しているという。
「私は(『エイリアン:アース』を)とても気に入っています。特に、シリーズの焦点が『エイリアン』の世界に止まらないというところがすごいと思いますね。描かれているのは私たちの世界で今起こっていることです。そして、それは今後100年の間支配的になるトレンドなんです」
さらに、ウィーバーは、『エイリアン:アース』にエイリアンと人間のハイブリッドという設定のモンスターが新登場したことにも触れた。
「(新キャラクターは)どれも驚かされるものばかりで、どんどん登場しますね。彼が考えるモンスターは恐ろしいです。まるで、従来のエイリアンだけでは十分ではないかのようです。これをTVで観られるなんて信じられません」
シガニー・ウィーバーも称賛する『エイリアン:アース』はまもなく物語の折り返し地点を迎える。8月13日に配信が開始されて以降、同作は高い評価を受けてきた。
なお、ウィーバー自身は新作ホラー映画『Dust Bunny』の公開を12月12日に控えている。(日本での公開は未定)彼女は同作ではエイリアンではなく「ベッドの下の怪物」に立ち向かうようだ。監督はブライアン・フラー、主演はマッツ・ミケルセンがつとめる。こちらの続報にも注目したい。
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※本記事は要約・抄訳です。オリジナル記事(英語)はこちら。
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