ヘンリー・カヴィル負傷でリメイク版『ハイランダー』撮影は2026年へ延期

ヘンリー・カヴィル主演の『ハイランダー(原題)』は、本来は今月から本格撮影に入る予定だったが、カヴィルがプリプロダクション中に負傷したため、撮影開始は2026年に延期されると米『ハリウッド・リポーター』が報じている。
負傷の詳細は明らかにされていないものの、作品は撮影開始に向けて大規模なキャストの最終調整に入っていた。現在は来年初頭の撮影開始を目指しているという。
本作のメガホンを取るのは、長年企画を温めてきたチャド・スタエルスキ監督である。スタエルスキは約10年にわたり本作の開発を進めており、当初はライオンズゲートで企画が動いていたが、その後アマゾンMGMスタジオへと移行した経緯がある。
今回のリメイク版は、1980年代の不死の戦士たちを描いたクラシック作品を現代に蘇らせるもので、共演にはラッセル・クロウ、デイヴ・バウティスタ、マリサ・アベラ、カレン・ギラン、ジャイモン・フンスー、マックス・チャンといった豪華キャストが名を連ねる。
42歳のカヴィルは、このプロジェクトのために数カ月にわたってトレーニングを積んでおり、2024年のシネマコンでは「これまで自分の剣技を見てきたと思うなら、まだ何も見ていない」と観客に自信を示した。
オリジナル版ではクリストファー・ランバートとショーン・コネリーが主演を務め、続編やテレビシリーズへと発展する人気作となった。
新作の脚本は『ジョン・ウィック:コンセクエンス』(2023年)のマイケル・フィンチが手掛け、プロデューサーにはユナイテッド・アーティスツ(UA)のスコット・スタバーとニック・ネスビット、さらにニール・H・モリッツ、スタエルスキ率いる87Elevenエンターテインメント、デイヴィス=パンザー・プロダクションズのジョシュ・デイヴィス、ルイーズ・ロズナーが名を連ねている。
また、ザック・スナイダー監督のDC映画でスーパーマン役を演じ、世界的な名声を得たカヴィルにとって、本作『ハイランダー(原題)』は新たなフランチャイズの起点となり得る重要な一作だ。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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