Netflix『ウィッチャー』S4の初映像公開！新ゲラルト役はリアム・ヘムズワース

初映像と配信開始日の発表

Netflixはドラマシリーズ『ウィッチャー』シーズン4で、リアム・ヘムズワースが主人公ゲラルトを演じる初の映像を公開した。

これは『ハンガー・ゲーム』シリーズで知られるヘムズワースが、かつてヘンリー・カヴィルが務めていた“冷徹な怪物狩り”の役を継承した姿を初めて映し出すものだ。

カヴィルが2022年10月に降板を発表して以来、待ち望まれていた瞬間である。同時に、Netflixはシーズン4の配信開始日を2025年10月30日と発表した。

シーズン4のあらすじ

大陸を揺るがしたシーズン3の出来事を経て、ゲラルト、イェネファー（演：アーニャ・シャロトラ）、そしてシリ（演：フレイヤ・アーラン）は、戦火と数えきれぬ敵によって引き裂かれてしまう。三者の道はそれぞれに分かれ、目的はより鮮明になっていくが、その旅路で思いがけぬ仲間との出会いが待ち受けている。もし彼らがその“新たに得た家族”を受け入れることができれば、再び1つになる可能性が開けるのだ。

（左）ゲラルト役のヘンリー・カヴィル、（手前）イェネファー役のアーニャ・シャロトラ、（奥）シリ役のフレイヤ・アーラン、『ウィッチャー』シーズン3より写真：Netflix

エピソード数と製作陣

シーズン4は、これまでと同様に全8話構成となる。製作総指揮およびショーランナーを務めるのはローレン・シュミット・ヒスリックであり、演出陣にはセルジオ・ミミカ＝ゲッザン、トリシア・ブロック、アレックス・ガルシア・ロペス、そしてジェレミー・ウェッブといった実力派が名を連ねている。

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さらにNetflixは、シリーズがシーズン5をもって完結することをすでに明らかにしている。ヒスリックは「これは2つのシーズンにわたる旅の始まりであり、家族がついに再会し、ともに歩み続ける物語となる。願わくば永遠に」と語っている。

カヴィル降板時の声明

カヴィルがシリーズ降板を発表した際、背景には“創作上の相違”があったとも示唆されている。カヴィルは当時、次のような声明を投稿している。

「リヴィアのゲラルトとしての私の旅路は、怪物との戦いと冒険で満ちていた。しかし残念ながら、シーズン4を前にメダリオンと剣を置く時が来た。私の後を継ぐのは、すばらしいリアム・ヘムズワースである。偉大な文学的キャラクターに共通するように、私はゲラルトを演じてきた時間への敬意を胸に、そのたいまつを託す。そして、この複雑かつ魅力的な人物をリアムがどう体現するのか、心から楽しみにしている」

シーズン1～3のゲラルト役を演じたヘンリー・カヴィル、Netflixシリーズ『ウィッチャー』より写真：Susan Allnutt/Netflix

新ゲラルト役・ヘムズワースのコメント

一方、ゲラルト役を引き継ぐリアム・ヘムズワースは「月まで届くほどの喜びだ」と語っている。

「ヘンリー・カヴィルは驚くべきゲラルトであり、ヘンリーが私に手綱を渡し、ホワイトウルフの剣を託してくれることを光栄に思う。ヘンリー、私は長年あなたのファンであり、この愛すべきキャラクターに込めた情熱に強く心を動かされた。大きな靴を履くことになるが、『ウィッチャー』の世界に足を踏み入れることに胸が高鳴っている」とヘムズワースは声明を発表した。