『チャド・パワーズ人生コンバート大作戦』主演グレン・パウエル、トム・クルーズに感謝

俳優のグレン・パウエルは、新作ドラマ『チャド・パワーズ人生コンバート大作戦』の特殊メイクについてトム・クルーズに相談したことを、米『ハリウッド・リポーター』に明かした。

このドラマでパウエルは、かつてフットボールのスター選手だったラス・ホリデイ役を演じている。ホリデイは「チャド・パワーズ」という風変わりな天才選手を装い、再びフットボールチームへの入団を目指す。撮影にあたり、パウエルは頬をふくよかにするなどの特殊メイクを施した。

その際、『トロピック・サンダー／史上最低の作戦』のレス・グロスマン役で、特殊メイクをした経験を持つトム・クルーズに電話したという。この映画でクルーズは、はげ頭で全身毛むくじゃら、ぽっちゃり体型という特殊メイクを施し、ほとんど別人のように変身を遂げている。

パウエルは「トムはあらゆるタイプのキャラクターを演じてきました。特に、レス・グロスマンはとても立体的で印象的なキャラクターです。トムは、特殊メイクがおかしな方向に進まないよう、私たちを本当に助けてくれました。トムには感謝しています」と語った。

パウエルは『トップガンマーヴェリック』（2022年）で共演して以来、さまざまな面でクルーズにアドバイスを求めているという。パウエルは同作のオーディションでルースター役を逃したものの、クルーズや制作幹部から高い演技力を評価され、ハングマン役としての出演が決まった。

パウエルは『恋するプリテンダー』（2023年）で共演したシドニー・スウィーニーとの熱愛の噂が流れた際は、「周囲が騒がしくなるのは避けられないが、その“音量”を上げるか下げるかは君の判断次第だ」というクルーズのアドバイスを思い出したと語る。

『チャド・パワーズ人生コンバート大作戦』は、ESPN+で配信されたイーライ・マニングによるパロディー動画シリーズを基にしている。パウエルはイーライとペイトン・マニングとともに製作総指揮を務め、マイケル・ウォルドロンとともに共同制作・プロデュースも務める。

共演者にはペリー・マットフェルド、スティーヴ・ザーン、クエンティン・プレア、フランキー・A・ロドリゲス、ウィン・エヴァレット、クレイン・クロフォード、ザヴィエル・ミルズ、コルトン・ライアン、トビー・ハスらが名を連ねる。

『チャド・パワーズ人生コンバート大作戦』はHulu（日本ではDisney+）で9月30日から配信される。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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