リチャード・ギア、ダイアン・キートンを追悼「彼女は唯一無二の存在だった」

2004年のゴールデン・グローブ賞授賞式でのリチャード・ギアとダイアン・キートン 写真:Chris Haston/NBC/Getty Images
2004年のゴールデン・グローブ賞授賞式でのリチャード・ギアとダイアン・キートン 写真:Chris Haston/NBC/Getty Images
スポンサーリンク

俳優のリチャード・ギアが、79歳でこの世を去ったダイアン・キートンを追悼した。ダイアン・キートンは肺炎のため、10月11日(現地時間)に亡くなった。

初共演は『ミスター・グッドバーを探して』―― 「支え合いながら挑んだ若き日の共演」

リチャード・ギアは、米NBCの情報番組『Today』に出演し、ダイアン・キートンへの思いを語った。2人が初めて共演したのは『ミスター・グッドバーを探して』(1978年)で、ギアにとっては2作目の映画出演であった。その後40年以上の時を経て、ロマンティックコメディ『アバウト・ライフ 幸せの選択肢』(2024年)で再共演を果たしている。

「もちろん、今もキートンのことを思い出す。数年前に一緒に映画を撮ったが、それまで長い間会う機会がなかった」とギアは振り返る。

『ミスター・グッドバーを探して』(1978年)での共演については「あれはかなり生々しく、性的な要素も多い難しい作品だった。キートンはとてもシャイで慎重なタイプでね。私も当時はまだ2作目で、経験が浅かった。だからこそ私たちは互いに支え合いながら、ハードなシーンを乗り越えていったんだ」と語った。

続けて「でもキートンは本当に優しくて、穏やかで、真摯な人だったことをよく覚えている。キートンと一緒に仕事をした人ならだれもが『本物だ』と感じるだろう」と語り、キートンを「間違いなく唯一無二の存在」と評した。

キアヌ・リーブスら、共演者たちからも追悼の声

キートンの訃報を受け、多くの共演者や著名人がSNS上で追悼メッセージを投稿している。

映画『恋愛適齢期』(2004年)でキートンと共演したキアヌ・リーブスは、米『ハリウッド・リポーター』(THR)の取材に対して「キートンと一緒に仕事ができたことは、本当にすばらしい経験だった。とても特別なアーティストであり、人としても特別な存在だった」と語った。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

【関連記事】

スポンサーリンク

類似投稿