『ユーフォリア』新章始動 ゼンデイヤ主演の人気ドラマ、シーズン3が2026年春配信へ

HBOの人気ドラマ『ユーフォリア/Euphoria』が、3年ぶりにシーズン3として復活する。現地時間10月17日、HBOが正式に発表し、2026年春に放送・配信される予定だ。全8話構成の今シーズンは、ロサンゼルスで2月から撮影が始まり、高校を卒業した登場人物たちの“その後”を描く新章となる。
主演のゼンデイヤをはじめ、ハンター・シェイファー、ジェイコブ・エローディ、シドニー・スウィーニー、アレクサ・デミーらが続投。一方で、ゼンデイヤ演じるルーの妹ジア役のストーム・リードは降板し、フェズコを演じたアンガス・クラウドは急逝のため登場しない。シーズン2のラストで彼が迎えた運命の続きが、どのように描かれるのか注目されている。
新キャストとして、『ロシアン・ドール:謎のタイムループ』のナターシャ・リオン、『ティル』のダニエル・デッドワイラー、『ホステル』の監督として知られるイーライ・ロス、『トゥルーブラッド』のサム・トラメルらが参加。アドウェール・アキノエ=アグバエ、トリシャ・ペイタスらも加わり、これまで以上に多様で個性豊かな俳優陣が顔をそろえる。HBOが公開したティーザーでは、デッドワイラー演じる新キャラクターの姿も確認され、ファンの期待が一気に高まった。
シリーズのクリエイターであり、脚本・監督・製作総指揮を務めるのはサム・レヴィンソン。制作はA24が引き続き担当する。異例の長期休止については、レヴィンソンがHBO作品『THE IDOL/ジ・アイドル』の制作に携わっていたことや、キャストの多忙なスケジュール調整が理由とされる。ゼンデイヤは以前のインタビューで、「時間軸が進み、高校を卒業したキャラクターたちの人生を描く」と語り、より成熟した物語になることを明かしている。
薬物依存やアイデンティティ、愛と喪失など、若者たちの心の闇を鮮烈に描き社会現象を巻き起こした『ユーフォリア』。シーズン3では、登場人物たちがそれぞれの“痛みと再生”に向き合う姿がよりリアルに描かれることになりそうだ。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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