アーミー・ハマー、騒動を乗り越え再始動!西部劇サスペンス『フロンティア・クルーシブル』予告編解禁

アーミー・ハマー、『フロンティア・クルーシブル(原題)』より 写真:Well Go USA Entertainment
アーミー・ハマー、『フロンティア・クルーシブル(原題)』より 写真:Well Go USA Entertainment
スポンサーリンク

アーミー・ハマーウィリアム・H・メイシー、トーマス・ジェーンが顔を揃える新作ウェスタン『フロンティア・クルーシブル(原題)』の予告編が公開された。

配給はWell Go USA Entertainment。トラヴィス・ミルズ監督による時代サスペンスで、全米公開日は12月5日を予定している。共演はマイルズ・クロヘシー、メアリー・スティックリー、イーライ・ブラウン、ライアン・マッソン、ゼイン・ホルツ、エディ・スピアーズらが脇を固める。

生存を懸けた過酷な物語

物語の中心は、主人公が3人の危険な無法者とともに行動している最中、誤ってアパッチの偵察兵を殺してしまい、生存を懸けた闘いへと巻き込まれていく。製作はダラス・ソニエ、デヴィッド・グリエルモ、リリアン・キャンベル、プレストン・ポールター。原作はハリー・ウィッティントンが1961年に発表した小説『Desert Stake-Out』である。

※アパッチ(Apache)とは、もともとアメリカ南西部に暮らしていた先住民族(ネイティブ・アメリカン)の一派を指す言葉。

予告編では、メイシー演じる人物がこう語る。「南では医療物資を必要としている。そして君はアパッチの土地をどう進むか知っている。君ならできる――1人で、だれの助けもなく」

米『ハリウッド・リポーター』は昨年10月、ハマーの出演情報をいち早く報じている。当時、製作のダラス・ソニエは声明で「『トマホーク ガンマンvs食人族』(2015年)、『デンジャラス・プリズン ― 牢獄の処刑人 ―』(2017年)、『ブルータル・ジャスティス』(2018年)、『K-9 L.A.大捜査線』(2023年)、『スパロークリーク 野良犬たちの長い夜』(2018年)といった男性的で荒々しいインディー映画を手がけ、数々の名優と仕事をしてきた。今度はアーミー・ハマーと『フロンティア・クルーシブル(原題)』で組めることに胸が高鳴っている」と述べた。

スキャンダルを経て再出発するアーミー・ハマー

ハマーは2021年に複数の性的不祥事の疑惑が浮上し、代理人のWMEから契約を解除され、いくつかの企画からも降板となるなどキャリアに打撃を受けた。本人は関係が合意の上だったと主張する一方、女性たちへの感情的な虐待を認めている。『Frontier Crucible』は、20世紀スタジオ配給の『ナイル殺人事件』(2022年)以来となる、ハマーの公開長編作である。

アーミー・ハマー 写真:David Livingston/Getty Images
アーミー・ハマー 写真:David Livingston/Getty Images

今年2月に掲載された米『ハリウッド・リポーター』のインタビューで、ハマーは現在のキャリアの歩みに満足していると語っている。「大手スタジオ映画に戻る必要はない。いまは小規模でも楽しい作品を撮れていれば幸せだ」とのことだ。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

ザ・ハリウッド・リポーター・ジャパンで最新ニュースをゲット

【関連記事】

スポンサーリンク

類似投稿