ハリソン・フォード、トランプ大統領の気候変動に対するスタンスを非難|「トランプ大統領は史上最大の大罪人」

ハリソン・フォード、気候変動に関するドナルド・トランプ大統領の「無知」を非難
ハリソン・フォード 写真: Frazer Harrison/Getty Images
スポンサーリンク

かねてから気候変動問題に強い関心を持っているハリソン・フォード。そんな彼が、ドナルド・トランプ大統領に物申した。

金曜日(現地時間)に公開された英「ガーディアン」紙のインタビューにて、ハリソン・フォードは次のように語る。

「トランプ氏には何の政策もありません。全てが気まぐれな思いつきです。本当に恐ろしい。彼は無知や驕り、嘘に裏切りに満ち溢れています。恐らく、彼は現状を維持することでお金を儲けている確信犯なのです。世界が地獄へと向かっているというのに。信じられません。歴史上で最大の大罪人ですよ」

また、フォードは自身が30年間に渡って環境問題についてのメッセージを発してきたことにも触れた。彼は、当時から依然として状況が変わらないことに危機感を抱いているという。

「気候変動について予想されていたこと全てが現実となっています。なぜ人々は危機感を持って行動を変えようとしないのでしょう?それは現状があまりにも固定化されてしまっているからです」

なお、トランプ大統領は9月に行われた国連の総会にて、「気候変動は国際社会が直面した史上最大のインチキ」だと発言したことで物議を醸した。そんな大統領をフォードは手厳しく批判する。

「トランプ大統領への支持は揺らいでいます。なぜなら、彼の発言は全て嘘だからです」

その一方でフォードは、気候変動問題の取り組みに前進が生まれる希望を語った。

「私は気候変動の影響を軽減できると確信しています。行動の変化を図り心がけ、新技術を創出し、それらの政策実施に一層注力するための時間を稼ぐことはできますから。しかし、私たち人間は変われると気づくために、政治的、知的な進歩が必要なのです」

果たして、フォードの言葉はトランプ政権に届くのだろうか。

※本記事は要約・抄訳です。オリジナル記事(英語)はこちら

【関連記事】

スポンサーリンク

類似投稿