『ゴジラ-1.0』続編タイトル発表、山崎貴監督が続投

『ゴジラ-0.0(マイナスゼロ)』のロゴビジュアル。写真:TM & © TOHO CO.
『ゴジラ-0.0(マイナスゼロ)』のロゴビジュアル。写真:TM & © TOHO CO.
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東宝は、2023年の世界的ヒット作『ゴジラ-1.0』の続編タイトルを『ゴジラ-0.0(マイナスゼロ)』と正式発表した。発表は11月2日に東京で開催された「ゴジラ・フェス2025」イベント内で行われ、アカデミー賞受賞監督・山崎貴が続投することも明らかにされた。

イベントでは新作のロゴとアートワークも初公開。墨絵を思わせるモノクロの筆致で描かれたデザインは、前作のミニマルな美学を継承しながらも、よりダークで壮大な“怪獣神話”の世界を予感させるものとなっている。山崎監督自身がロゴデザインにも関わったという。

『ゴジラ-1.0』は製作費約22億円(約1,500万ドル)ながら、世界興行収入約172億円(約1億1,300万ドル)を記録。シリーズ70年の歴史で初のアカデミー賞(視覚効果賞)を受賞し、北米では邦画実写として史上最高の興行収入を達成した。関係者によれば、続編『ゴジラ-0.0』は単なる続きではなく「声明的な作品(statement piece)」として位置づけられており、ニュージーランドやノルウェーでの撮影を経て、2026年後半の世界公開を目指して制作が進行しているという。

『ゴジラ-0.0』は日本のゴジラ映画として31作目(米レジェンダリー版を除く)にあたる。前作の成功で世界的に再評価された“怪獣王”の物語は、さらなるスケールと深みをもって帰ってくる。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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