Netflixアニメ映画『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ2』制作決定──公開は2029年予定

大ヒットしたNetflixアニメ映画『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』の続編が正式に制作決定した。Netflixとソニー・ピクチャーズアニメーションが制作契約を締結したと報じられた。監督のマギー・カンとクリス・アペルハンスが続投する見込みだ。キャストとの契約交渉は現在も進行中だという。

ブルームバーグは続編の公開を2029年と報じている。一見長い制作時間を要しているとも考えられるが、映画『スパイダーマン：スパイダーバース』（2018）とその続編『スパイダーマン：アクロス・ザ・スパイダーバース』（2023）の制作間隔を考えると、アニメーション映画としては自然なスケジュールといえる。また、Netflixおよびソニーは現時点でコメントを控えている。

世界を席巻したK-POPグループがスクリーンへ

映画『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』は、K-POPガールズグループ「HUNTR/X（ハントリックス）」の3人が、音楽活動の裏で地獄からのモンスターと戦う姿を描くアクション・ファンタジー作品。Netflixで最も人気の高い作品のひとつとなり、サウンドトラックもBillboard（ビルボード）200チャートのトップ10に数週間ランクインするなど社会現象的な人気を博した。

また同作は、シング・アロング版（応援上映）として2度の劇場公開も行った。8月の週末公開では全米興収1,700万〜1,800万ドルを記録。さらに、ハロウィンだった週末にもAMC、リーガル、シネマークなどの主要チェーンをはじめ、世界各国の劇場でも上映を果たしている。

『KPOPガールズ！デーモン・ハンターズ』で声優を務めたレイ・アミ、イジェ、オードリー・ヌナ写真：Jimmy Fallon's late night show — 『KPOPガールズ！デーモン・ハンターズ』で声優を務めたレイ・アミ、イジェ、オードリー・ヌナ写真：Jimmy Fallon’s late night show

HUNTR/Xのメンバーたち、アワードシーズンを前に快進撃

HUNTR/Xの声優を務めたEjae、Rei Ami、Audrey Nunaの3人も、今や音楽界で大きな注目を浴びている。映画の主題歌は賞レースの本命と目され、彼女たちは『サタデー・ナイト・ライブ』や『ザ・トゥナイト・ショー』などの番組でパフォーマンスを披露。さらに、感謝祭の名物イベント『メイシーズ・サンクスギヴィング・デイ・パレード』への出演も決定している。

世界的な成功を収めた『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』。続編では、音楽とアクションを融合させたこのシリーズがどのような進化を遂げるのか、今後の発表に期待が高まる。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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