ダコタ・ジョンソン、ヨルゴス・ランティモス×エマ・ストーンの4作連続タッグに言及「他の女優もいますよ!」
現地時間11月14日(金)、映画『Bugonia(原題)』の特別イベントが開催された。司会を務めたダコタ・ジョンソンは、ヨルゴス・ランティモス監督とエマ・ストーンに「タッグを組みすぎ」とユーモアたっぷりに指摘した。さらに、ランティモス監督の次回作に自身が出演することもアピールし、会場は笑いに包まれた。
ダコタ・ジョンソン、突然の司会業で自虐「なぜ私が呼ばれたの?」
『Bugonia』は、陰謀論に取り憑かれた2人の男が、大企業の女性CEOが地球を滅ぼすエイリアンだと信じて誘拐するという物語。ジョンソンは同作を「1日で2回観た」と明かしつつ、「私は司会に向いてない。なぜ呼ばれたのか分からないけど、ここにいます」と観客を笑わせながらイベントを進行した。
ジョンソンは、ランティモス監督がストーンと4作連続でタッグを組んでいることにも触れ、「監督、世界には他にも才能ある女優がいますよ。ここにも」と自身を指しながら冗談交じりにアピールした。ストーンが「そうね、じゃあプレゼンしてみて」と返すと、ジョンソンは「前にもプレゼンしたけど、うまくいかなかったの覚えてるでしょ?」と答え、会場は大きな笑いに包まれた。
またジョンソンは、ストーンが本作のために髪を剃り、多くのシーンで保湿クリームを塗ったり、血まみれになったりしている点にも触れた。「髪を剃って血まみれで、こんなに美しい人なんている?」とストーンを称賛すると、ストーンは「お世辞でしょ」と笑いながら返した。
ヘアスタイルに不安を拭えなかったジェシー・プレモンス
ストーンが体当たりの役作りについて語る一方、陰謀論者を演じたジェシー・プレモンスも役作りについて言及した。本作でプレモンスはエクステを付けており、自身のヘアスタイルについて以下のように振り返っている。
「髪型は本当に重要でした。抜けたり生えてきたりして、エクステを付け始めた頃は、ヨルゴスと一緒にいろいろ試していたんです。でも、彼は私を見るたびに笑うんですよ。この方向で本当に合っているのかな?と思っていました」
エマ・ストーン、「観客が2回観ることを意識して演じた」
トークでは本作に仕掛けられたどんでん返しも話題となった。ストーンは物語の結末について、次のように語っている。
「観客が2回観ることを意識しながら役を演じたことは、今までありませんでした。それでも意味が通じるのか、脚本を初めて読んだときの感覚のまま、結末を知っている前提でもう一度観たら新しい発見があるのか……。それを考えながら演じるのは、本当に楽しい挑戦でした」

ジョンソンは最後に、「今回は本当に後悔しています。二度と(司会は)やりません。ストーンには止められたのに、私は『司会をやる』と言ってしまったんです。この最悪なインタビューが終わる前に、何か言いたいことはありますか?」と自嘲気味に締めくくった。
プレモンスは「そんなにひどくなかったよ」とフォロー。しかしランティモス監督は、同日に複数の取材をこなしていたこともあり、「君は今日、3番目に優秀な司会者だよ」と冗談交じりに返した。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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