『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』のジェームズ・ピケンズ・Jr.が前立腺がんを公表
人気ドラマ『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』でリチャード・ウェーバー役を演じるジェームズ・ピケンズ・Jr.が、前立腺がんの診断を受けたことをBlack Health Matters誌のインタビューで明かした。このインタビューでは、既往歴や早期発見の重要性について率直に語っている。
ジェームズ・ピケンズ・Jr.が前立腺がんを告白
ピケンズ・Jr.は最新のインタビューで、自身の家族に前立腺がんの既往があることを明かし、診断を受けた時の心境を次のように振り返った。「正直なところ、前立腺がんを患った原因は家系にあります。父も前立腺がんでしたし、兄弟も何人か患った経歴があります。むしろ、自分が同じく前立腺がんになってもあまり驚きませんでした」
さらに、ピケンズ・Jr.は病気が発覚するまでの経緯についても語った。インタビューによれば、定期健診が早期発見のきっかけになったという。「今年1月に再検査したところ、PSA値がさらに上がっていました。主治医から泌尿器科を受診するよう勧められMRIを撮ったところ、がんが見つかりました」
その後、ピケンズ・Jr.は前立腺の全摘手術(根治的前立腺摘除術)を選択した。「早期にがんが見つかったので、手術が最善の方法だと判断されました。非常に珍しいタイプのがんで、慎重に経過を見守る必要があると言われました」と彼は明かしている。
『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』21シーズンを支えた名優の思い
ピケンズ・Jr.は、22シーズン続く『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』の中心人物であるリチャード・ウェーバー医師を演じてきた。米『ハリウッド・リポーター』のインタビューでは、この功績に対して「同じキャラクターを長く演じられたことは、本当に恵まれています」とコメントしている。

さらに、「21シーズンを通して、彼の成長を見守ってきました。彼は非常に人間らしいキャラクターです。最高の瞬間もあれば、どん底から這い上がる瞬間もあり、私たちは彼と共に歩んできました」と語り、長年の役への愛着を示した。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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