Netflix映画『ナイブズ・アウト3』新映像公開!ジョシュ・オコナー×ダニエル・クレイグが挑む「不可解な殺人事件」とは
英国俳優のジョシュ・オコナーが出演する最新作『ナイブズ・アウト:ウェイク・アップ・デッドマン』のトレーラーが現地時間11月17日(月)に公開された。オコナーはダニエル・クレイグ演じる名探偵に、“不可解な犯罪”の真相に迫るための霊的助言を与える神父として登場する。
「事件当時、モンシニョールと同じ舞台にいたのはあなただけなのよ」――ミラ・クニス演じる地元警察署長ジェラルディン・スコットが、トレーラーの中でオコナーにそう告げる。
オコナーが演じるのはジュド・デュプレンティシー神父で、ダニエル・クレイグ演じる名探偵ブノワ・ブランと手を組み、ジョシュ・ブローリン扮するカリスマ的で魅力あふれるモンシニョール、ジェファーソン・ウィックスの不可解な殺人事件に挑む人物である。
「みんな私が犯人だと思っている。でも私はやっていない」――トレーラーの中で血まみれの手をしているジュド・デュプレンティシー神父がそう訴える。彼は秘密を抱えた田舎町の小さな教会でウィックスを補佐するため派遣され、思わぬ事態に巻き込まれていく。これはNetflixの人気ミステリーシリーズ第3弾である本作の核心に迫る重要な一幕だ。
本作を評した米『ハリウッド・リポーター』の主任映画批評家デヴィッド・ルーニーはこう記している。「ブランはもちろん、スタイリッシュなスーツに身を包み、誇張気味の南部訛りを操る洒脱な紳士であり、ダニエル・クレイグが機知、華やかさ、そして時折の悪戯っぽさを込めて演じている。ブランとオコナー演じるジュド・デュプレンティシー神父は相性抜群のコンビで、2人の英国人俳優がたがいに火花を散らしながら実に楽しげに演じている」

事件解決のため、デュプレンティシー神父とブラン、そしてスコット署長は、“殺人犯候補のオンパレード”とも言える豪華キャスト陣の中から真犯人を見抜かなければならない。容疑者として名を連ねるのは、グレン・クローズ、ジェレミー・レナー、ケリー・ワシントン、アンドリュー・スコット、ケイリー・スピーニー、ダリル・マコーマック、そしてトーマス・ヘイデン・チャーチといったそうそうたる顔ぶれである。

本作は、ライアン・ジョンソン監督が自ら執筆した脚本をもとに手がけた作品である。製作にはジョンソンと共にラム・バーグマンが名を連ねている。『ナイブズ・アウト:ウェイク・アップ・デッドマン』は、11月26日からの全米劇場公開を経て、12月12日にNetflixで配信される予定であり、賞レースを見据えたタイミングでのリリースとなる。ジョンソンはこれまで『ナイブズ・アウト』シリーズで、オリジナル脚本と脚色脚本の両部門で二度アカデミー賞にノミネートされている。

なお、Netflixは2021年に『ナイブズ・アウト』シリーズの権利を4億6,900万ドル(約729億9,500万円※)という破格の大型契約で取得しており、今回の新作はその契約の成果として位置づけられる。
※2025年11月19日時点の為替レートで換算
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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