ルパート・グリント、新ロン役へ手紙でエール!ドラマ版『ハリー・ポッター』への期待を語る
映画『ハリー・ポッター』シリーズ(2001年~2011年)でロン・ウィーズリー役を演じたルパート・グリントが、HBO制作のドラマ版『ハリー・ポッター』で同役を演じるアラステア・スタウトに向け、手紙を書いていたことが明らかになった。
ルパート・グリント、新ロン役へバトンタッチ
BBCのインタビューでグリントは「撮影開始前に、新ロン役のアラステア・スタウトに手紙を書いたんだ。バトンを渡すような気持ちで、心からのエールを込めた。『ハリー・ポッター』の世界は本当に楽しかったから、スタウトにも同じ経験をしてほしい」と語った。
さらに「再び『ハリー・ポッター』のサイクルが起きているのはとても不思議だ。どんな作品になるのか興味深い」と付け加え、「新たなキャスティングが発表されたとき、自分やダニエル・ラドクリフ(ハリー・ポッター役)、エマ・ワトソン(ハーマイオニー・グレンジャー役)が選ばれた頃に一気に引き戻された」と振り返った。
ブロードウェイで魔法界へ戻る可能性は「絶対にないとは言えない」
新たなドラマシリーズについては「完全に別物になるはずだし、それが面白いと思う」と前向きだ。一方で、『ハリー・ポッター』シリーズとの関わりに飽きてきたか問われると「まったくそんなことはない。大好きだ」と答え、「この作品に携われたことは、私にとって誇りであり、大きな出来事だった。ロンの影から完全に抜け出すことはできないと思うが、いまはそれでいいんだ」と語った。
インタビューでは、トランスジェンダーをめぐる発言で物議をかもしているJ・K・ローリングの話題も浮上。X(旧Twitter)上でのローリングとワトソンの応酬にかんしても質問があったが、グリントはコメントを控えた。
また、トム・フェルトンのようにブロードウェイで再びロンを演じる可能性について聞かれると、「絶対にないとは言えない。だけどいまは、ハリー・ポッターの外の世界を楽しんでいる」と答えた。
映画『ハリー・ポッター』シリーズ後のグリントは、映画『Into the White(原題)』(2012年)でのガンナー役や、Apple TV+のドラマ『サーヴァント ターナー家の子守』(2019年~2023年)でのジュリアン役など、多彩なキャリアを積んでいる。今後も”ロンそのもの”であり続けながら、新たな道を歩むようだ。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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