スカーレット・ヨハンソン、ブラムハウス×ユニバーサル製作『エクソシスト』新作で主演へ
スカーレット・ヨハンソンが、ブラムハウスとユニバーサルによる映画『エクソシスト』新作で主演を務めることがわかった。メガホンを取るのは、『ドクター・スリープ』(2013年)や『ジェラルドのゲーム』(2017年)などスティーヴン・キング作品を手がけてきた マイク・フラナガン。脚本・監督・プロデュースの三役を担い、“フレッシュで大胆”と称される新たな視点でシリーズを再構築する。
リブートでも続編でもない、“エクソシスト・ユニバース”作品
今回発表された新作は、リメイクでも続編でもなく、いわゆる“エクソシスト・ユニバース”に属する物語とされている。詳細なプロットは依然明かされていないものの、フラナガンは2024年の企画発表時、「『エクソシスト』は、私が映画監督を志した理由のひとつ。その世界の中で、新しく、大胆で、そして本当に恐ろしい作品を作る機会を得られたことは大きな名誉です」と語った。
原作となる1973年の映画『エクソシスト』(監督:ウィリアム・フリードキン)は、悪魔に取り憑かれた少女と、彼女を救おうとする神父たちを描き、アカデミー賞10部門にノミネートされたホラー史を代表する作品だ。その後の映画化では、成長した少女の物語、神父たちの過去、あるいはシリーズ初期の事件を調査した刑事を中心としたエピソードなどが続き、複数の派生作が生まれた。

しかし、2023年の『エクソシスト 信じる者』ではフランチャイズ再始動を図るも、興行・批評ともに課題を抱えた。今回の新作は、再び観客を震え上がらせる新たなアプローチに期待が寄せられている。
製作陣:ホラーの名手が集結
フラナガンは自身のプロダクション「Red Room Pictures」を通して製作に参加。
また、シリーズの権利元である「モーガン・クリーク・エンターテインメント」からデヴィッド・ロビンソンがプロデューサーとして参加し、ブラムハウスの創設者ジェイソン・ブラムとライアン・トゥレクが製作・製作総指揮を務める。
ロビンソンは2024年の発表時に「彼(フラナガン)のビジョンは、世界中の観客を驚かせるだろう」とコメントしており、ホラー界の実力派クリエイターが揃った強力な布陣となる。
ヨハンソンはユニバーサルの大ヒット作から続いて出演

スカーレット・ヨハンソンは直近ではユニバーサル映画『ジュラシック・ワールド/復活の大地』に出演。同作は世界興行収入8億6,800万ドル(約1,360億円)超えの大ヒットとなり、“ヨハンソン×ユニバーサル”のタッグは今回が続投となる。
『エクソシスト』新作で彼女がどのような役柄を演じるのかは未発表だが、フラナガン作品特有の心理ホラーと重厚なドラマ性のなかで、強烈なパフォーマンスが期待される。
ホラー史に新たな1ページを刻むか?

ホラー界における金字塔『エクソシスト』を、スカーレット・ヨハンソン×マイク・フラナガンという強力コンビがどう刷新するのか。現時点で詳細は完全にベールに包まれているが、映画ファン・ホラーファン双方から注目度は高い。
公開時期や追加キャストなど、続報に注目したい。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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