スーパーボウルLX:チャーリー・プースが国歌斉唱!史上初の手話パフォーマンスも導入
スーパーボウルのプレゲームショーは、北カリフォルニアの会場で3人の実力派アーティストによって幕を開ける。チャーリー・プースが国歌斉唱を担当し、ブランディ・カーライルが「America the Beautiful」を披露、そしてココ・ジョーンズが「Lift Every Voice and Sing」を歌い上げる。
これらのパフォーマンスは、2月8日にカリフォルニア州サンタ・クララのリーバイス・スタジアムで行われるNFLチャンピオンシップ戦の開幕前に実施される。当日のハーフタイムショーには、プエルトリコ出身のスーパースター、バッド・バニーが登場することも発表されている。
NFLグローバルイベント制作担当上級副社長のジョン・バーカーは、「それぞれが独自の声と表現力を持つアーティストであり、この歴史的な一日にふさわしい雰囲気を作り上げてくれる」とコメントしている。
プレゲームパフォーマンスは、NBC、テレムンド、そしてPeacockで放送される。
国歌および「Lift Every Voice and Sing」は、聴覚障害のあるパフォーマンスアーティストのフレッド・ビームがアメリカ手話(ASL)で表現する。また、「America the Beautiful」はジュリアン・オルティスが手話を担当する。

今回のスーパーボウルでは史上初の試みとして、ハーフタイムショーに多言語手話プログラムが導入される。プエルトリコ手話(PRSL)を用いたパフォーマンスを、通訳者セリマー・リベラ・コスメが率いる形で行うという。プレゲームおよびハーフタイムショーの手話パフォーマンスは、『LOVE SIGN(ラブ・サイン)』のアレクシス・カシャー、そして『Deaf Equality(デフ・イクオリティ)』のハワード・ローゼンブルムとの協力により実現する。
チャーリー・プースは、グラミー賞に4度ノミネートされたシンガーで、「Attention」「We Don’t Talk Anymore」、そして映画『ワイルド・スピード SKY MISSION』(2015年)の主題歌として世界的ヒットとなった「See You Again」で知られる。今回の出演は、3月6日にリリース予定の4作目のスタジオアルバム『Whatever’s Clever!』に先駆けるものとなる。

ブランディ・カーライルは、これまでに11回のグラミー賞を受賞しており、10月にリリースされた8作目のアルバム『Returning to Myself』も高い評価を獲得した。

さらに、4月にリリースされたエルトン・ジョンとの共作アルバム『Who Believes in Angels?』およびドキュメンタリー映画『エルトン・ジョン:Never Too Late』(2024年)の楽曲「Never Too Late」で、来年のグラミー賞に2部門ノミネートされている。
ココ・ジョーンズはR&B界の新たなスターであり、2024年には「ICU」で最優秀R&Bパフォーマンス賞を受賞。デビューアルバム『Why Not More?』は、翌年の授賞式で最優秀R&Bアルバムにノミネートされている。また、Peacockのドラマシリーズ『Bel-Air』ではヒラリー・バンクス役を演じており、同作は最終シーズンに突入している。

Roc NationのCEOであり、DPSおよびジェシー・コリンズとともに今回のショーを手がけるデジレ・ペレスは、「チャーリー、ブランディ、そしてココはいずれも“世代を代表する才能”であり、卓越した聴覚障害のあるパフォーマーたちとともにスーパーボウルLXという世界最大の舞台に立ってくれることを誇りに思う。この瞬間は、カルチャー、ライブパフォーマンス、そして私たちの国の“最高”を体現するものだ」とコメントした。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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