ヒュー・ジャックマン主演『The Sheep Detectives』予告編公開――「しゃべる羊たち」が事件を追う異色ミステリー映画
ヒュー・ジャックマンは最新作『The Sheep Detectives(原作名:ひつじ探偵団)』で、犯罪に立ち向かう羊たちを率いる羊飼い役を演じている
公開日と豪華キャスト陣
本作はAmazon MGMスタジオ配給のミステリー映画で、2026年5月8日に全米公開予定。監督を務めるのはカイル・バルダ。共演にはエマ・トンプソン、ニコラス・ブラウン、ニコラス・ガリツィン、モリー・ゴードン、ホン・チャウといった実力派が名を連ねる。さらに、羊の群れの声を担当するキャストも豪華で、ジュリア・ルイス=ドレイファス、ブライアン・クランストン、クリス・オダウド、レジーナ・ホール、パトリック・スチュワート、ベラ・ラムジー、ブレット・ゴールドスタイン、リス・ダービーが参加している。
探偵小説を読む羊飼いと、牧場を揺るがす事件
物語の中心となるのは、ジョージ(演:ヒュー・ジャックマン)という羊飼いだ。彼は羊たちを眠りにつかせるため、探偵小説を読み聞かせるという風変わりな日課を持っている。だが、ある衝撃的な事件が牧場を揺るがしたことで状況は一変する。羊たちは力を合わせ、自ら捜査に乗り出すことになる。
予告編では、羊の一頭が「草の上でジョージを見つけた。でも、動かない」と語り、「私たちの羊飼いは殺された」と続ける場面が描かれる。別の羊は「警察官はまったく頼りにならない。私たちが助けないと」と言い放ち、事態の深刻さとユーモアが同時に伝わってくる。
本作は『ミニオンズ フィーバー』(2022)で知られるバルダ監督にとって、実写映画の長編初監督作となる。脚本はクレイグ・メイジンが手がけ、レオニー・スワンによる2005年の小説『Three Bags Full』を原作としている。製作はリンジー・ドーラン、ティム・ビーヴァン、エリック・フェルナーが担当する。

シネマコンで語られた作品の魅力
映画の映像は今年初めに、CinemaCon(シネマコン)で初披露された。そこでジャックマンとトンプソンはビデオメッセージを通じて本作を紹介している。ジャックマンは舞台裏映像の中で「本作は“犯人当て”の要素があって、それがとにかく楽しい」と語り、「何より、とても心のこもった作品なんだ」とその魅力を強調した。
ヒュー・ジャックマンの今後の出演作
なお、ジャックマンは今後も話題作への出演が続く。クレイグ・ブリュワー監督による『Song Sung Blue(原題)』ではケイト・ハドソンと共演し、クリスマスに全米公開予定だ。また、A24製作の新作『The Death of Robin Hood(原題)』(2026年全米公開予定)では、ロビン・フッド役として主演を務める予定である。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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