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俳優のジェームズ・ランソンが死去、46歳 ―― 映画『IT/イット』続編、『ブラック・フォン』に出演

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ジェームズ・ランソン
ジェームズ・ランソン 写真:Jon Kopaloff/Getty Images
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HBOの人気ドラマシリーズ『THE WIRE/ザ・ワイヤー』や、映画『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』で知られる俳優、ジェームズ・ランソンが現地時間12月19日に死去した。46歳だった。ロサンゼルス郡検視局の報告によると、死因は自死とされている。

ジェームズ・ランソンは1979年6月2日、メリーランド州ボルチモアに生まれ。2001年の映画『The American Astronaut(原題)』でスクリーンデビューを飾り、2003年に放送されたドラマ『THE WIRE/ザ・ワイヤー』での名演でその名を世界に知らしめた。ボルチモア港を舞台にドラッグ取引を描いた同作のシーズン2で、ランソンはチェスター“ジギー”・ソボトカを好演した。

その後も、ショーン・ベイカー監督のブレイク作『タンジェリン』では、トランスジェンダーのセックスワーカーの恋人である怪しげな男チェスターを演じるなど、インディペンデント映画界においてもその異彩を放ち続けた。

2019年には大ヒットホラーの完結編『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』に、大人になったエディ役で出演。ジェシカ・チャステインやジェームズ・マカヴォイといった豪華キャストとともに、かつての仲間である「ルーザーズ・クラブ」の再集結を描く物語の中核を担い、再び大きな注目を集めた。さらに、イーサン・ホークと共演した『ブラック・フォン』やその続編『ブラックフォン 2』ではマックス役を演じ、近年のホラー・サスペンス映画界においても欠かせない存在となっていた。

これまでのキャリアにおいて、ジェームズ・ランソンは『ポーカー・フェイス』や『BOSCH/ボッシュ』といった人気テレビシリーズに加え、『フッテージ』シリーズや『オールド・ボーイ』などの映画作品にも数多く出演してきた。

 ※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。編集/和田 萌

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