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『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』ティザー予告が10億回再生を突破!マーベル異例の劇場先行戦略とは

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『アベンジャーズ/ドゥームズ・デイ』の最新ティザー予告に出演するレティーシャ・ライト 写真:Courtesy of Disney
『アベンジャーズ/ドゥームズ・デイ』の最新ティザー予告に出演するレティーシャ・ライト 写真:Courtesy of Disney
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アベンジャーズ/ドゥームズデイ』ティザー予告の累計再生数が10億回を突破。テレビ放送など大型プロモーションと連動していないことを考慮すると、驚異的な数字である。

『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』、劇場でティザー予告を先行公開

12月中旬、マーベル・スタジオは現代の映画マーケティングとしては異例とも言える施策に踏み切った。『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』のティザー映像を、まずは劇場限定で公開したのだ。通常、この規模の映画であればオンラインと同時に解禁され、大型テレビイベントと連動して再生数を稼ぐのが定石である。

しかし今回、最初のティザー映像は『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』(2025年)の上映前にのみ劇場で流された。クリス・エヴァンス演じるスティーブ・ロジャースに焦点を当てたティザーは、劇場公開から5日後にオンラインでも公開。その後も毎週1本ずつ、ソー、X-MEN、『ブラックパンサー』(2018年)のシュリとエムバク、そして『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』(2025年)のベン・グリムが登場する計4本のティザー映像が劇場で公開された。

盗撮流出も追い風に、SNSで過去最高の盛り上がり

劇場でティザー映像を先行公開する試みは、大きな成功を収めた。関係者によると、4本のティザー映像の累計再生数は10億2,000万回に達したという。各映像の内訳は公表されていないものの、広告施策やテレビ連動を伴わない「純粋な視聴回数」としては破格の数字である。

劇場公開である以上、スマートフォンによる盗撮映像が出回ることは避けられず、マーベル側もそれを想定していた。しかし、そうした流出は熱狂を冷ますどころか、むしろ拡散を後押ししたという。

各ティザー映像のソーシャル上での話題量は、通常のマーベル作品に比べて平均188%増を記録。4つのティザー映像を合わせた再生回数は、Instagram(5億500万回)とTikTok(1億300万回)におけるマーベル予告編公開作品の最高視聴回数を上回っている。

広告なしでも拡散──10億回が示す『アベンジャーズ』の底力

では、この10億回超はどれほどの数字なのだろうか。単純比較は難しいが、『デッドプール&ウルヴァリン』(2024年)は公開から24時間で3億6,500万回再生を記録し、同時期の予告編としては史上最高記録となった。しかし、その数字にはスーパーボウル(NFLの優勝決定戦)をテレビで視聴した1億人以上が含まれている。

また直近では『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』(2025年)が、キャスト総出演の大型イベントと連動し、公開後24時間で2億200万回という驚異的な数字を記録した。

『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』(2026年12月18日に日米同時公開予定)と『アベンジャーズ/シークレット・ウォーズ(原題)』(2027年12月17日に米公開予定)では、ルッソ兄弟が監督として復帰。製作はAGBOが手がけ、ロバート・ダウニー・Jr.もドクター・ドゥーム役でMCUに再登場する。

特筆すべきは、今回の4本のティザー映像にダウニーの姿が一切登場していない点だ。マーベルは「スター俳優を見せずとも、キャラクターと物語そのものに強い関心が集まる」ことを証明できたとして、結果を誇りに思っているという。

マーベルは、この劇場先行戦略を、5時間に及んだキャスティング発表のライブ配信の延長線と捉えている。現在は『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』へ向けたライブ配信カウントダウンもスタートしており、その流れを引き継ぐ形だ。

ジョー・ルッソはポッドキャスト番組「Empire」で、意味深な言葉を残している。「これらのトレーラーはすべて物語の一部だ。『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』は、もう観客の中で始まっているんだ」

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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