Amazon、オレゴン州の映画館に『メラニア』上映中止を要請――“メラニア夫人をイジる”宣伝が波紋を呼ぶ
メラニア・トランプ大統領夫人を追ったドキュメンタリー映画『メラニア』が1月30日(金)より全世界で公開されたが、各地で物議を醸している。
そんな中、同作を上映していた米オレゴン州の映画館「レイク・シアター&カフェ」が、Amazonの要請によって上映を中止する事態となった。
メラニア夫人を揶揄するキャッチコピーで上映中止に
この映画館は、ユニークでウィットに富んだ宣伝手法で知られている。同館は『メラニア』について、以下のようなキャッチコピーを掲げて宣伝していた。
「メラニアはプラダを着ているのか?金曜にその答えがわかる」
「敵を倒すには、敵を知らなければならない。『メラニア』は金曜に公開される」
前者は映画『プラダを着た悪魔』(2006年)をもじったもの、後者は中国古代の兵法書『孫子』からの引用だ。この内容が「メラニア夫人を揶揄している」として、Amazonは同館に対して上映中止を要請した。
ドナルド・トランプ大統領やAmazon創業者のジェフ・ベゾス氏はジョークを真に受けないイメージが強いことから、今回の要請には驚きの声も上がっている。
地元民も『メラニア』上映に反発、客入り振るわず
映画館のマネージャーであるジョーダン・ペリー氏は地元新聞の取材に対し、「当館が観客に向けた“売り込み”に、スタジオ側は不満を抱いていたようです。私たちの宣伝がAmazonの怒りを買い、同社から電話がかかってきて、当館での『メラニア』の上映はすべて中止になりました」と語った。
同館はインスタグラムを更新し、この騒動について発表した。
投稿によれば、地元の映画ファンは同館での『メラニア』上映に反発していた。上映中止に至るまで、同館には「無数のメールやボイスメッセージ、Googleなどの悪質なレビュー」が寄せられたという。
ペリー氏によると、『メラニア』公開後の週末、同館における同作のチケット売上の合計はわずか196ドル(約3万円)だった。
一方で、同作はドキュメンタリー作品として、過去10年で最高水準の全米オープニング興行収入を記録している。ただし、批評家らは同作に辛辣な評価を下している。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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