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オリヴィア・コールマンが語るジェンダー観──「ずっとノンバイナリーだと感じていた」

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オリヴィア・コールマンが語るジェンダー観 写真:Dimitrios Kambouris/Getty Images
オリヴィア・コールマンが語るジェンダー観 写真:Dimitrios Kambouris/Getty Images
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俳優のオリヴィア・コールマンが、主演映画『Jimpa(原題)』のインタビューで自身のジェンダー観について率直に語った。

ノンバイナリーの子どもとゲイの祖父の関係を描く映画『Jimpa(原題)』

映画『Jimpa(原題)』で、オリヴィア・コールマンは主人公ハンナを演じている。本作は、ノンバイナリーであるハンナの子ども、フランシス(オード・メイソン=ハイド)と、その祖父でゲイとしてカミングアウトしているジム(通称ジンパ)との関係を描いた作品だ。

ハンナはフランシスを連れてアムステルダムに住むジンパを訪ねるが、フランシスが「1年間ジンパと一緒に暮らしたい」と言い出したことをきっかけに、ハンナ自身の子育て観や家族についての考えを見つめ直すことになる。ジム役はジョン・リスゴーが務めている。

映画公開を前に、米メディア「Them」のインタビューで、コールマンは監督のソフィー・ハイドとともに本作について語った。『HEARTSTOPPER ハートストッパー』(2022年~)や『女王陛下のお気に入り』(2019年)など、これまでもクィア(※)な物語に関わってきたオリヴィアは「クィアのコミュニティから生まれる物語は、もっとも愛にあふれ、美しいものだと感じている。そこに迎え入れてもらえたことを、とても光栄に思っている」と語る。

(※クィア:既存の性のカテゴリに当てはまらない人々の総称)

「どちらでもない感覚」──オリヴィア・コールマンのジェンダー観

さらにコールマンは、映画『Jimpa(原題)』に強く共鳴した理由として、自身の内面についても明かした。「これまでの人生、私はいつも自分がノンバイナリーに類すると感じながら、人と議論してきた。大げさな肩書きをつけたいわけではないけれど、女性として生きてきた中で、自分を女性的だと感じたことは一度もない。夫にはよく『私はゲイの男性みたいな感覚なんだ』と話してきたし、夫も『分かるよ』と言ってくれる。だから私は、いろいろな場所に片足ずつ置いているような感覚で、とても居心地がいい。そう感じている人がたくさんいると思っている」

監督のハイドもコールマンの考えを支持し「私たちは女性として育てられ、女性として社会化されてきた。しかし、女性であることの枠組み自体が、かならずしもすべての人にフィットするわけではない。このようなジェンダーの二分法は、多くの人にとって窮屈なものになっている」と語った。

コールマンも「男性も同様に、期待される役割によって制限されている」と指摘。「私と夫は、その時々で強い側になったり、優しさを必要とする側になったりする。私は、だれの中にもそのすべてがあると考えている」と語った。

近年、ノンバイナリー当事者であるオード・メイソン=ハイドやそのコミュニティと対話を重ねる中で、コールマンは大きな安心感を得たという。「撮影を終えたとき、『ジェンダーは二元的じゃない』と感じているのは自分だけじゃないと実感できた。私はいつも、心から共鳴できる作品を選んでいる。この映画も、まさに私自身に語りかけてくる物語だった。だからこそ私は、このような物語を伝える手助けをしたいと思っている」と話した。

※本記事は英語の記事から翻訳・抄訳しました。

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