パトリック・デンプシーが『グレイズ・アナトミー』共演俳優エリック・デインを追悼「深い敬意があった」
米人気医療ドラマ『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』で“マクスティーミー”ことマーク・スローン医師を演じた俳優エリック・デインが、2026年2月19日に53歳で死去した。ALS(筋萎縮性側索硬化症)との闘病中だったと報じられている。
突然の訃報を受け、『グレイズ・アナトミー』で共演した俳優パトリック・デンプシーをはじめ、キャストや制作陣が相次いで追悼コメントを発表した。
『グレイズ・アナトミー』人気俳優エリック・デインとは
エリック・デインは2006年放送のシーズン2終盤に初登場。形成外科医マーク・スローン役として人気を博し、シーズン2から9までレギュラー出演した。
端正なルックスとユーモアあふれる演技で“マクスティーミー”の愛称で親しまれ、同作を代表する俳優の一人となった。シーズン17では特別出演も果たし、ファンを喜ばせた。

パトリック・デンプシーが語った晩年の様子
“マクドリーミー”ことデレク・シェパード役を演じた俳優パトリック・デンプシーは、英ラジオ番組でエリック・デインの晩年について言及。
「亡くなる1週間ほど前までメッセージをやり取りしていた。すでに話すことが難しく、ベッドから起き上がれない状態だった」と明かした。
さらに「彼は本当にユーモアのある人で、一緒に仕事をするのが楽しかった。競争心はなく、深い相互の敬意があった」と振り返り、「彼がもたらしてくれた喜びを忘れない」と追悼の言葉を送った。
ALS(筋萎縮性側索硬化症)とは
ALSは運動神経が徐々に侵される進行性の難病。筋力低下や言語障害、嚥下障害などの症状が現れる。エリック・デインは約1年半前から症状が出始め、近年は啓発活動にも取り組んでいたとされる。
制作陣・共演俳優の追悼コメント
『グレイズ・アナトミー』のクリエイター、ションダ・ライムズは声明で「彼はションダランドにとってかけがえのない存在だった」とコメント。
米ABCと20thテレビジョンも共同声明を発表し、「その卓越した才能とALSとの闘病における勇気は、多くの人に感銘を与えた」と功績を称えた。
共演者のケヴィン・マクキッド(オーウェン・ハント役)、ジェームズ・ピケンズ・ジュニア(リチャード・ウェーバー役)らもSNSで哀悼の意を示している。プロデューサーのクリスタ・ヴァーノフは、パンデミック下でのカメオ出演時のやり取りを明かし、「彼のハグが忘れられない」と綴った。
テディ・アルトマン役のキム・レイヴァーは、「彼は現場の光のような存在だった」と追悼。エイプリル・ケプナー役のサラ・ドリューも「俳優としても人としても素晴らしかった」とコメントを寄せている。

写真:TOMMASO BODDI/GETTY IMAGES; JON KOPALOFF/GETTY IMAGES; JON KOPALOFF/GETTY IMAGES FOR LIONSGATE
『グレイズ・アナトミー』以外の代表作
エリック・デインは『グレイズ・アナトミー』以外にも、『チャームド 〜魔女3姉妹〜』『ザ・ラストシップ』『ユーフォリア/EUPHORIA』などで活躍。特に『グレイズ・アナトミー』で演じた形成外科医マーク・スローンは、ドラマ史に残る人気キャラクターとして語り継がれている。

『グレイズ・アナトミー』で俳優エリック・デインが残したレガシー
長寿医療ドラマ『グレイズ・アナトミー』を支えた俳優エリック・デインの死は、多くのファンにとって大きな喪失となった。
パトリック・デンプシーは最後にこう語っている。「毎日を最後の日のように大切に生きること。家族と過ごす時間に感謝することを、彼は教えてくれた」
“マクスティーミー”がスクリーンに残した存在感は、これからも語り継がれていくだろう。


※本記事は英語の記事をもとに抄訳・要約しました。
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