ピクサー「LGBTQテーマを扱わない方針」と幹部が明かす――『星つなぎのエリオ』はLGBTQ要素を削除
ディズニー傘下のピクサーでCCO(チーフ・クリエイティブ・オフィサー)を務めるピート・ドクターは、米『ウォール・ストリート・ジャーナル』誌の取材で、今後はLGBTQテーマを扱わない方針だと明かした。
ドクターは、「親子で話し合う準備ができていないテーマについて、無理に扱いたくないのです。私たちは映画を作っているのであり、何億ドルもかけてセラピーを行っているわけではありません」と語った。
さらにドクターは、「私の仕事はすべての人に作品を届けることです。時間が経つにつれ、そのことに気づいていきました」と補足した。
米『ハリウッド・リポーター』は昨年6月、『星つなぎのエリオ』(2025年)が制作方針を転換し、LGBTQ要素を削除していたことを報じた。報道によれば、当初は同性愛者であることを公言しているエイドリアン・モリーナが監督を務める予定で、エリオは自身のアイデンティティを反映したキャラクターになる予定だった。
しかし、2023年夏に行われた試写会では、観客から「映画自体は良かった」と評価されたものの、「映画館に観に行く」と答えた者は一人もいなかったという。その後モリーナはプロジェクトを離れ、マデリン・シャラフィアンとドミー・シーが共同監督として作品を引き継いだ。
ピクサー作品の中でも『星つなぎのエリオ』の興行成績は振るわなかった。一方で、3月6日(金)に全米で公開された最新作『私がビーバーになる時』は全世界8,800万ドル(約139.6億円)のオープニング成績を飾り、早くも大ヒットの兆しが見えている。
『私がビーバーになる時』は日本では3月13日(金)に公開される。
※為替レートは2026年3月9日時点の数値で換算しています。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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