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バーブラ・ストライサンド、第79回カンヌ国際映画祭で名誉パルムドール受賞へ

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バーブラ・ストライサンド、カンヌ名誉パルムドール受賞へ
バーブラ・ストライサンド 写真:© Russell James
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歌手・俳優・映画監督として長年にわたり活躍してきたバーブラ・ストライサンドが、第79回カンヌ国際映画祭で名誉パルムドールを受賞することが決定した。授賞式は現地時間5月23日に開催されるクロージングセレモニーで行われる予定だ。

バーブラ・ストライサンド、カンヌで功労賞

カンヌ国際映画祭は3月、ストライサンドに名誉パルムドールを授与することを発表。映画祭は声明で、彼女を「アメリカンドリームを体現する象徴的なアーティスト」と称え、その功績を称えた。

意外にも、ストライサンドの出演作がカンヌの公式セレクションに選ばれたことはこれまでなく、今回が映画祭への“クロワゼット・デビュー”となる。彼女は授賞式のステージに登壇し、長年のキャリアを称える名誉パルムドールを受け取る予定だ。

ストライサンドは声明で、「長年私にインスピレーションを与えてきた、これまでの名誉パルムドール受賞者たちの仲間入りができることを誇りに思います」とコメント。さらに、「困難な時代において、映画は人々の心と想像力を開き、共通の人間性を思い出させてくれる力を持っています」と映画の意義について語った。

音楽・映画・舞台で築いた圧倒的キャリア

ストライサンドは音楽、映画、舞台の各分野で成功を収めてきたエンターテインメント界の伝説的存在。アカデミー賞は2度受賞しており、『ファニー・ガール』(1968年)の主演女優賞と、『スター誕生』(1976年)の主題歌「Evergreen」による歌曲賞を獲得している。歌曲賞は女性作曲家として初の受賞でもあった。

また、ゴールデングローブ賞は計11回受賞。監督として手掛けた『愛のイエントル』(1983年)では女性監督として初めて監督賞を受賞した。音楽面でも、これまでに37枚のスタジオアルバムと13本の映画サウンドトラックを発表し、グラミー賞を10回受賞。さらに6つの異なる年代で全米1位アルバムを記録するなど、半世紀以上にわたり第一線で活躍している。

ブロードウェイからハリウッドへ

ストライサンドが注目を集めたのは19歳の時。1962年のブロードウェイ・ミュージカル『I Can Get It for You Wholesale』でミス・マーメルスタイン役を演じ、トニー賞に初ノミネートされた。その後、ミュージカル『ファニー・ガール』で演じたファニー・ブライス役が大ヒットし、1968年の映画版でも同役を演じてアカデミー主演女優賞を受賞した。

映画界では『ハロー・ドーリー!』(1969年)や『スター誕生』(1976年)といったミュージカル作品から、『サウス・キャロライナ/愛と追憶の彼方』(1991年)、『マンハッタン・ラプソディ』(1996年)などのドラマ作品まで幅広く活躍。後者2作品では自ら監督も務めている。コメディ映画『ミート・ザ・ペアレンツ3』(2003年)などにも出演し、ジャンルを問わず存在感を示してきた。

第79回カンヌ国際映画祭

カンヌ国際映画祭の会長イリス・ノブロックは、「芸術の力と自由を追求する姿勢によって歴史に名を刻んだアーティストに敬意を表したかった」とコメント。映画祭ディレクターのティエリー・フレモーも、「ブロードウェイとハリウッド、舞台と映画を結びつける伝説的な存在」とその功績を称えている。

第79回カンヌ国際映画祭は5月12日から23日まで開催される予定。公式上映作品のラインナップは4月9日に発表される。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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