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F1、バーレーンGPとサウジアラビアGPを中止 イランをめぐる軍事衝突の影響

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F1、バーレーンGPとサウジアラビアGPを中止 イランをめぐる軍事衝突の影響
中国GPでの様子(左) 写真:@F1 / X
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2026年シーズンのF1に影響が及んでいる。フォーミュラ1は4月に予定されていたバーレーンGPとサウジアラビアGPを予定通り開催しないと発表した。中東地域の緊張が続く中、安全面や物流面の問題を考慮した判断とみられる。両レースは当初、4月12日にバーレーンGP、4月19日にサウジアラビアGPが開催される予定だった。

F1、サウジアラビアGPなど4月開催を見送り

F1は公式声明で、バーレーンGPおよびサウジアラビアGPが予定通り開催されないことを明らかにした。これに伴い、併催される予定だったF2、F3、F1アカデミーのレースも同様に実施されない。

主催者は4月の代替レース開催の可能性も検討したが、最終的に別イベントでの補填は行わないと決定したという。

フォーミュラ1のプレジデント兼CEOであるステファノ・ドメニカリは声明で次のように述べている。「これは非常に難しい決断でしたが、現在の中東情勢を踏まえれば、現時点ではやむを得ない判断です。FIAおよびプロモーターの皆さまには、今回の決定に理解と支援をいただいたことに感謝いたします。状況が許し次第、再びこの地に戻れることを楽しみにしています」

中東情勢と物流問題が背景に

今回の判断の背景には、イランをめぐる軍事衝突の影響があるとみられる。2月28日にはイランの最高指導者アリ・ハメネイ師が米国とイスラエルによる攻撃で死亡したとされ、その後バーレーンやサウジアラビア周辺でも攻撃が発生した。

さらにイランによるホルムズ海峡の封鎖が物流面にも影響を及ぼしている。世界の石油輸送量のおよそ20%が同海峡を通過するとされており、封鎖により貨物輸送が大きく制限されている。

F1チームは大量の機材輸送を必要とするため、海上輸送が滞ればレース運営にも大きな影響が出る。安全面だけでなく、こうした物流上の問題も開催見送りの判断材料になったとみられる。

日本GP後、次戦はマイアミGPへ

今回の決定により、F1チームは4月いっぱいレースのない期間を迎えることになる。シリーズは3月28日に開催される日本GPの後、次戦は5月3日のマイアミGPとなる予定だ。

当初、バーレーンGPとサウジアラビアGPは今季の第4戦と第5戦に位置付けられていた。スケジュールが後半に詰まっていることから、現時点では代替開催の可能性は低いと報じられており、2026年シーズンは当初予定の24戦から22戦に減る可能性も指摘されている。

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