なぜ『スプリット』だけが安定した収入源に?ジェームズ・マカヴォイが明かす追加報酬とM・ナイト・シャマラン監督の手腕
ジェームズ・マカヴォイが、出演作によって大きく異なる追加報酬の実情を明かした。M・ナイト・シャマラン監督の映画『スプリット』では、公開初週末に最初の追加報酬の小切手を受け取ったという。一方、出演作によっては、わずか25セント(約40円)の小切手が届くこともあると語っている。
ジェームズ・マカヴォイ、『スプリット』の成功で追加報酬
マカヴォイは、ジョシュ・ホロウィッツがホストを務めるポッドキャスト「Happy Sad Confused」で、出演作から得られる追加報酬について語った。継続的に報酬を受け取れている作品として、マカヴォイが挙げたのが『スプリット』だ。
「安定して報酬を支払ってくれる作品は『スプリット』だけ」と語ったマカヴォイは、同作の製作費が約600万ドル(約9億5,000万円)だったと振り返った。また、宣伝費には約3,000万ドル(約47億4,000万円)が投じられ、公開初週末の興行収入は約4,000万ドル(約63億2,000万円)に達したという。
「つまり、利益が出たんです。最初の追加報酬の小切手は、公開初週末が終わった時点で届きました。とんでもない金額でした」と、当時の驚きを振り返った。
2016年公開のスリラー映画『スプリット』は、23の人格を持つケビン(演:ジェームズ・マカヴォイ)に誘拐された3人の少女が、脱出を試みる姿を描く。マカヴォイは2019年公開の続編『ミスター・ガラス』でも同じ役を演じた。
ジェームズ・マカヴォイ、M・ナイト・シャマラン監督の入念な準備を称賛
マカヴォイは、『スプリット』の成功を振り返り、M・ナイト・シャマラン監督の手腕についても言及。「さまざまな面で非常に頭の切れる人物」と、その才能を称賛した。
マカヴォイが特に印象に残っていると語ったのは、シャマラン監督の入念な準備だった。監督は『スプリット』や『ミスター・ガラス』を限られた予算で製作する一方、撮影前の準備を徹底し、効率的な現場づくりを実現していたという。
マカヴォイは、監督が事前準備とスタッフとのコミュニケーションを徹底し、限られた撮影時間を最大限に活用していたと振り返った。
『ウォンテッド』では25セントの小切手が届くことも
一方、すべての出演作から同じように追加報酬を得られるわけではない。2008年公開のアクション映画『ウォンテッド』についても、マカヴォイは「それほど多くのお金は入ってきません」と語っている。
俳優の契約には、作品の二次利用などに応じて追加報酬が支払われる仕組みが盛り込まれる場合がある。しかし、マカヴォイによれば、出演作から継続的にまとまった金額を受け取れるケースは限られているという。
「たまに数百ポンドの小切手が届くこともあります。でも、25セントの小切手が送られてくることもあるんです。換金にかかる費用のほうが、小切手を郵送する費用より高いくらいですよ」
数々の映画に出演してきたマカヴォイにとっても、作品ごとの追加報酬には大きな差があるようだ。『スプリット』が継続的な収入につながっている一方で、ほかの作品ではごくわずかな金額にとどまることもあるという。
※本記事の日本円表記は、2026年10月17日時点の為替レートを基に換算しています。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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