『ハリー・ポッター』ルパート・グリント、『宝島』オーディオブックで驚きの1人全役に挑戦!──ジム・ホーキンズから海賊シルバーまで
『ハリー・ポッター』シリーズのロン・ウィーズリー役で知られるルパート・グリントが、ロバート・ルイス・スティーヴンソンの冒険小説『宝島』を原作とする連続オーディオブックに出演する。英国のポッドキャストネットワークNoiserが手がける本作で、グリントは主人公ジム・ホーキンズをはじめ、すべての登場人物を1人で演じ分ける。
ルパート・グリントが1人で全役を演じる『宝島』オーディオブック
本作は、1883年に発表されたロバート・ルイス・スティーヴンソンの小説を音声作品として再構成するもの。同作は、宝の地図やオウム、無人島に隠された財宝など、現代の海賊物語にも受け継がれる定番のイメージを広めた冒険小説として知られる。
物語の主人公は、イングランド西部の宿屋で暮らす少年ジム・ホーキンズ。ある日、年老いた船乗りが宿に現れたことをきっかけに、ジムは海賊の財宝の隠し場所を示す地図を手に入れる。ジムはヒスパニオラ号に乗り込み、財宝が眠る島を目指す。しかし、乗組員たちは秘密を抱えていた。なかでも、口のうまいロング・ジョン・シルバーは、見かけとは異なる一面を持つ人物だ。
グリントは主人公のジムだけでなく、シルバーや、酒好きの老水夫ビリー・ボーンズ、島に取り残された風変わりな男ベン・ガンなど、物語に登場するすべての人物を演じる。
『ハリー・ポッター』シリーズから舞台、映画へ
ルパート・グリントは、『ハリー・ポッター』映画シリーズでロン・ウィーズリー役を演じ、世界的な知名度を獲得した。2027年2月2日から5月30日まで、ブロードウェイ版『ハリー・ポッターと呪いの子』に出演し、同役を再び演じる予定だ。
そのほか、映画『チェリーボム』『イントゥ・ザ・ホワイト』、M・ナイト・シャマラン監督の『ノック 終末の訪問者』、ドラマシリーズ『サーヴァント ターナー家の子守』などに出演。近年も映画やテレビで活動を続けている。
2026年のベルリン国際映画祭でプレミア上映されたフィンランド発のホラー映画『ナイトボーン 夜哭』にも出演。さらに、ジョニー・デップと共演する映画『クリスマス・キャロル 3人のゴーストたち』の公開も控えている。
Noiserが手がける人気オーディオ作品
本作を手がけるNoiserは、英国を拠点とするポッドキャストネットワークだ。『Real Vikings』『Real Dictators』『Short History Of』『Real Survival Stories』などの番組を手がけ、多くのリスナーに作品を届けている。没入感のある音声演出と、質の高いサウンドデザインを特徴としている。
同社の連続オーディオブックは年間5,000万回以上再生されているという。NoiserのCEO、パスカル・ヒューズは米『ハリウッド・リポーター』に対し、『宝島』は家族で楽しめる作品になると説明した。子どもたちが古典文学に親しむきっかけとなるだけでなく、大人も改めて物語の魅力を発見できることに期待を寄せている。
Noiserの作品にはこれまでにも、ジュリー・アンドリュースが『エマ』の音声版でナレーションを担当したほか、ヒュー・ボネヴィルが『シャーロック・ホームズ』の短編作品を朗読するなど、英国の著名俳優たちが参加している。
ルパート・グリントが全登場人物を1人で演じ分ける『宝島』のオーディオブックは、2026年12月8日から毎週配信される予定だ。日本での配信については、現時点で発表されていない。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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