2023年、コムキャストCEOブライアン・ロバーツの報酬は3,550万ドルに上昇、マイケル・カバナ社長の報酬は2,960万ドルに減少
NBCユニバーサルの親会社であるメディア・エンターテインメント大手が、トップエグゼクティブの報酬パッケージを公開。
メディア・エンターテインメント大手のNBCUniversalの親会社が、トップエグゼクティブの報酬パッケージを開示した。
NBCUniversalの親会社であるComcastは、最近、2023年のトップエグゼクティブの報酬パッケージを公開した。ブライアン・ロバーツ会長兼CEOの報酬は11%増加し3,550万ドルに達したが、マイケル・カバナ社長の報酬は前年比27%減の2,960万ドルに下がった。
証券取引委員会に提出されたプロキシ文書では、これらの数字が強調され、ロバーツ氏の着実なリーダーシップとカバナ氏のCFOから社長への移行が強調されていた。
ロバーツ氏の給与は250万ドルで変わらなかったが、株式報酬、オプション報酬、非株式インセンティブプラン報酬が大幅に増加した。Comcastはロバーツ氏の長期的なビジョンと、デジタル・エクイティとサステナビリティへの同社のコミットメントを称賛した。
一方、カバナ氏の報酬調整は、彼の責任の変化を反映しており、前年に比べてオプション報酬が大幅に減少した。
プロキシ文書はまた、2023年のComcastの強力なパフォーマンスを称えており、株価が26%上昇し、売上高とフリーキャッシュフローが著しく成長したことが含まれている。
同社は、テーマパーク部門の記録的な収益や、Peacockが米国で最も急成長しているストリーミングサービスであることなどの実績を強調した。
今後を見据えて、Comcastの幹部たちは、2025年のEpic Universeのオープンが期待されるなど、継続的な投資と新しいアトラクションや体験のパイプラインを理由に、将来の成長機会に楽観的な見方を示した。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。
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