大坂なおみ、『チャレンジャーズ』のスコアに合わせて自身のテニスの動きを公開
脚本家のジャスティン・クリツケスは以前、大坂の2018年のセリーナ・ウィリアムズ戦での勝利が『チャレンジャーズ』の脚本のインスピレーションになったと語った。
テニスのスター、大坂なおみは木曜日、ルカ・グァダニーノの話題のテニス映画『チャレンジャーズ』への反応を示し、映画の話題のテクノスコアに合わせてコート上での自身のプレーシーンを公開した。
TikTokで、大坂は「チャレンジャーズを見た後の私」と書いた後、テニスのサーブをする自分の姿と、ラケットを指で回す姿を動画で投稿した。
ゼンデイヤがジョシュ・オコナーとマイク・ファイストと三角関係に陥る大ヒット作品に、このテニス選手は公式には関係していないが、脚本家のジャスティン・クリツケスは以前、「ビジネス・インサイダー」に対し、2018年の大坂のセリーナ・ウィリアムズ戦での勝利が映画のインスピレーションの一部になったと語っていた。
2018年の全米オープンでは、当時20歳の大坂なおみがウィリアムズを破ったが、ウィリアムズがコーチングを受けた、ラケットを投げつけた、言葉の乱れといった3つの違反コードを宣せられたことで、試合は劇的なものとなった。
特にコーチとの交信でカンニング(不正)を働いたと示唆されたことに激怒したウィリアムズは、ポイントを減点したカルロス・ラモス主審を「泥棒」と呼び、ラモス主審や大会審判員との口論で試合が大幅に遅れる事態となった。
「すぐに、これはとてもシネマチックな状況だと思いました。コートのあなたの側では一人きりで、このテニススタジアムにはあなたのことを自分と同じくらい気にかけてくれる人が一人だけいますが、その人と話すことはできません」とクリツケスは言った。
勝利後、大坂は大半のトロフィーセレモニーでブーイングをしていた観客に涙ながらに「こんな終わり方になってしまって申し訳ありません」と語った。その夜のうちに、ウィリアムズはファンに「これを最高の瞬間にしよう」「ポジティブでいよう」と呼びかけた。
「何らかの理由で、それが私の心に響いたのです」とクリツケスは自身のインスピレーションの瞬間について続けた。
「もし本当に何かについて話す必要があったらどうでしょう? もしそれがテニス以上のことだったら? もしそれが2人の間で起こっていることだったら? そして、もしそれがネットの反対側の人に関係していたら? どうやってその会話をして、映画に特有のツールを使ってその状況の緊張感を伝えることができるでしょうか?」
※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら。
【関連記事】
- 興行収入:ゼンデイヤの「Challengers」が1位獲得で1,400万ドル~1,500万ドルのオープニングを記録 – THR Japan (hollywoodreporter.jp)
- ゼンデイヤが明かす、セリーナ・ウィリアムズが『チャレンジャーズ』の演技を見た後に語ったこと – THR Japan (hollywoodreporter.jp)
- ゼンデイヤ、『チャレンジャーズ』のインティマシー・コーディネーターは「とても役立った」と語る:「安心感を持つことが重要だった」 – THR Japan (hollywoodreporter.jp)
- ゼンデイヤ、子役時代の不安と『ユーフォリア』から『チャレンジャーズ』への役柄の成長について語る – THR Japan (hollywoodreporter.jp)