ソニー、コロンビア設立100周年を記念し、ソニーが監督陣をカンヌに集結

映画部門責任者のトム・ロスマンが、グレタ・ガーウィグ、フィル・ロード、クリス・ミラー、クロエ・ジャオ、ウィル・グラックら十数名の監督を迎え、金曜日に開かれたチャールズ・フィンチ監督ディナーに出席した。

ソニーは金曜日、カンヌでコロンビア・ピクチャーズ設立100周年を祝うディナーに、過去と現在のマルチバースの映画監督たちを集めた。

マモ・ミケランジェロに出席したのは、カンヌ審査員長で『バービー』監督のグレタ・ガーウィグ（コロンビアで『ストーリー・オブ・マイライフ／わたしの若草物語』を製作）、『スパイダーマン：スパイダーバース』でアカデミー賞を受賞したフィル・ロードとクリス・ミラー、『バッドボーイズフォー・ライフ』のアディル・エル・アルビとビラル・ファラー監督、ソニー・ピクチャーズ・クラシックスが配給した『ザ・ライダー』のクロエ・ジャオ、『Anyone But You』のウィル・グラック監督、『Kraven the Hunter』のJ.C.チャンドー監督らだ。

起業家で映画プロデューサーのチャールズ・フィンチ氏が、ソニー・ピクチャーズエンタテインメントの映画部門会長兼CEOのトム・ロスマン氏とともにディナーのホストを務めた。

ディナー中、ロスマンは、テーブルの間を歩き回りながら、特定の才能を指摘し、スタジオへの貢献に言及するという形で乾杯のスピーチを行った。『ゴーストバスターズ／アフターライフ』のジェイソン・ライトマン監督の次回作『SNL 1975』、『ラリー・フリントの闘い』から『ゾンビランド』まで幅広く出演しているウディ・ハレルソン、『スパイダーマン』のプロデューサーでソニーの元スタジオ責任者のエイミー・パスカルなどの名前が挙がった。パスカル氏については、2人合わせてスタジオの約40年の歴史を網羅していると指摘した。

「我々のスタジオの歴史、その過去、現在、未来は、我々の偉大なクリエイティブ・コミュニティのすべての人に関わっている。それこそが、メジャースタジオがすべきことであり、地上のテクノロジーのお金では買えないものなのだ」とロスマンは喝采を浴びた。

このディナーには、『メガロポリス』に出演するローレンス・フィッシュバーン、CAAのブライアン・ロード、女優のイザベル・ユペール、アカデミー賞受賞のドキュメンタリー監督ムスティスラフ・チェルノフ、ソニー・ピクチャーズエンタテインメントの映画部門社長のサンフォード・パニッチらも出席した。

その夜、ロスマンはリタ・ヘイワースの名作『ギルダ』の上映会に出席した。この作品は1946年にカンヌで初公開されたものだ。4Kでレストアされたこの映画を紹介したロスマンは、カンヌ芸術監督のティエリー・フレモーの隣に立ち、英語とフランス語を交えて『ギルダ』の遺産について語った。彼は、この映画の原動力は『ギルダ』のプロデューサー、ヴァージニア・ヴァン・アップだったと述べた。彼女はコロンビア・ピクチャーズで出世し、ハリウッドのスタジオシステムで初の女性製作責任者となった。チャールズ・ヴィダー監督、グレン・フォードも共演した『ギルダ』は、スクリーンの伝説ヘイワースのキャリアの中でも最高傑作とされている。

ロスマンは後に、この映画を何度も見ているので10分だけ滞在するつもりだったと述べた。しかし彼は引き込まれ、エンドロールまで残った。「映画は重要ではないと言わないでほしい。重要なのだ。そうだったし、これからもそうだろう」と彼は語った。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。

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