チャニング・テイタムのフリー・アソシエーション、ブラッド・ピットのプランBエンターテインメントがマン島TTレースのドキュメンタリーと長編映画を制作

脚本家のジェイソン・ケラー、Entertainment 360のガイモン・キャサディ、Box to Box Filmsも、地球上で最も危険なオートバイレースに全力で取り組んでいる。

2人の一流スターとそれぞれの会社は、有名で危険なマン島ツーリスト・トロフィーのオートバイレースを中心とするドキュメンタリーシリーズと長編映画の両方を制作するために、一群のプロダクション会社と手を組んだ。

テイタムのフリー・アソシエーション、ピットのプランBエンターテインメント、脚本家のジェイソン・ケラー、Entertainment 360のガイモン・キャサディ、Box to Box Filmsが、世界中のスポーツ界への高まる関心を捉えようとしているこのプロジェクトの背後にいる。また、より多くのストリーミング事業者、メディア企業、国家が最高の企業レベルでスポーツに資金を注ぎ込んでいることも背景にある。

火曜日に各社が発表したところによると、プロダクション会社はこれらのプロジェクトを年内にパッケージとして持ち出す予定だという。プランBエンターテインメントの大株主であるヨーロッパのメディア企業Mediawanがドキュメンタリーシリーズのスタジオとなり、国際セールスを手がける。

マン島TTは1907年に、アイルランドと英国の間に位置する島国で始まり、2つの世界大戦を除いてほぼ継続的に開催されてきた。コースの1周は37.7マイルで、プロデューサーによると、バイクは最高時速200マイルで田舎の車線や市街地を走る島の公道システムを走る。

ドキュメンタリーシリーズは今週から制作が始まった。『The Greatest Race On Earth』と題されたこの作品は、地球上で最も危険な競争の1つと呼ばれ、今年6月に開催されるマン島TTレースに焦点を当てる。『Drive to Survive』や『Tour de France: Unchained』などのレース関連のドキュメンタリー番組を手がけるBox to Box Filmsが、プランBエンターテインメント、フリー・アソシエーション、Entertainment 360、Kellerと共同で制作する。

同じグループは、年内に市場に持ち込む長編映画のパッケージも開発する予定だ。アカデミー賞にノミネートされた2019年のレース映画『フォードvsフェラーリ」の脚本を共同執筆したケラーが、マン島プロジェクトの脚本を書くかどうかは不明だ。

「マン島TTよりも畏敬の念を抱かせる人々や、より息をのむほど活気のある世界を見つけるのは難しいでしょう」とフリー・アソシエーションの代表者であるテイタム、リード・キャロリン、ピーター・キアナンは声明で述べた。「我々はいつも、可能性の限界に挑戦するキャラクターに惹かれてきました。このレースは彼らのシャングリラなのです。この伝説的なイベントを描くクリエイティブなドリームチームの一員になれることを心から光栄に思います。そして、私たちが愛するこの神話的なスポーツを、世界中の観客と共有できる日が待ち遠しいです」

他のプロデューサーも声明の中で同様の熱意を示した。

ピットはすでにレース映画ビジネスに参入しており、現在、ジョセフ・コシンスキー監督の無題のF1長編映画を撮影中だ。ピットはその映画に主演し、プランBと共にプロデューサーを務めている。フリー・アソシエーションは、ゾーイ・クラヴィッツの監督デビュー作『Blink Twice』を8月23日にAmazon MGMから公開する予定だ。カサディは最近、評価の高いロマンティック・アドベンチャー映画『フォールガイ』のプロデューサーを務めた。

※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら。