『からかい上手の高木さん』初日舞台挨拶、永野芽郁10年後は「今より楽しく」、髙橋文哉は「生きていたい」

『からかい上手の高木さん』公開初日舞台挨拶の様子
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俳優の永野芽郁と髙橋文哉がダブル主演する映画『からかい上手の高木さん』が31日、全国251館で封切られた。2人は共演の江口洋介、白鳥玉季、齋藤潤、今泉力哉監督とともに東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで初日舞台挨拶。永野は「キュンキュンしながら、温かい気持ちで撮影した、温かい物語を届けられると思うとうれしい」と笑顔。高橋も「見た方の感想や魅力を早く聞きたい。それを共有してほしい」と期待した。

累計1200万部を突破する同名人気コミックを原作。漫画では、からかう髙木とからかわれる西片のほのかな恋が描かれ、TBSで連続ドラマ化された。映画はその10年後、教育実習生と教師として再会した2人の新たな展開がオリジナルストーリーとしてつむがれる。

永野芽郁

永野は、「教育実習生だから、まだ先生らしくなく皆のお姉さんって感じかな」と感想。不登校で絵が得意な生徒役の齋藤から、クランクアップ後に絵をプレゼントされ、「本読み(脚本の読み合わせ)の時に、私の似顔絵を描いてくれる?ってからかったら、こんな素晴らしい絵をプレゼントしてくれてビックリ仰天です」と実物を披露し破顔した。

高橋文哉

対する高橋は、「『廊下を走るな』とか先生らしいことを言っているけれど、生徒からもからかわれるような親しみやすさ、愛くるしさと純粋さを入れて西片というジャンルを目指した」と強調。西片に相談を持ち掛ける生徒役の白鳥が「本物の先生のように関わってくださった」と感謝すると、「ありがとう。そう言ってくれるのは一人だけです」と照れ笑いで応じた。

永野芽郁(左)高橋文哉(右)

 「10年」というキーワードにちなみ、10年後の姿を問われると、永野は「20代の過ごし方の目標は何でも挑戦すること。30代はそれを精査して自ら選択して、自分を信じて今より楽しく生きていてほしい」と自らに期待。一方の高橋は「分かりません。生きていたい」と本能的な発言。永野が「健康に過ごせていたらいい、にしたらいいじゃん」と“からかわれ”、「じゃあ、それで」と素直に従い、会場の笑いを誘っていた。

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取材/記事:The Hollywood Reporter 特派員 鈴木元

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