ジョン・ハムは主役になりたがらない
『マッドメン』から10年、53歳のスター、ジョン・ハムはインタビューで未だにドン・ドレイパーの心の闇と格闘している姿を明らかにした。しかし、セラピー、新たな結婚、そして主役級の役柄の雪崩のおかげで、彼の人生はスムーズになった。
現在53歳のジョン・ハムは、『マッドメン』が終了してから約10年、再び脚光を浴びるような様々な役柄に挑戦し、多忙を極めている。AppleTV+の『Your Friends & Neighbors (原題)』、FXの『FARGO/ファーゴ』、Foxの『Grimsburg』、Amazonの『グッド・オーメンズ』、テイラー・シェリダンの新しいドラマなどに出演している。ハムは、ジェリー・サインフェルドの『アンフロステッド: ポップタルトをめぐる物語』で、自身の代表作であるドン・ドレイパー役を再現することさえあった。役柄が急増しているにもかかわらず、ハムは興味深いキャラクターを優先し、収入の多い役柄よりも選り好みしている。この戦略的な選択は、『マッドメン』後の名声をうまく乗り切り、ドン・ドレイパー役に固定されるという落とし穴を避けるのに役立っている。
ハムが再び脚光を浴びるようになったのは、個人的な成長も伴っている。最近結婚し、セラピーを通じてドレイパー役が残した心の闇と向き合う過程を率直に語っている。AppleTV+のCMでは、業界から姿を消したと思われていた自身の状況をユーモアたっぷりに語っており、その後、一連の注目すべきプロジェクトでそれを解消している。ノア・ホーリーとの『FARGO/ファーゴ』でのコラボレーションや、ジェニファー・アニストンとの『ザ・モーニング・ショー』での共演は、彼の多才ぶりを際立たせている。
特にアニストンは、彼の稀有なドラマとコメディの才能のブレンドを高く評価しており、ハム自身もロマンティック・コメディで仕事をする可能性に惹かれている。インタビューでの率直な振り返りは、過去に満足し、未来に焦点を当て、プロとしても個人としても新しい挑戦を受け入れることに熱心な男性の姿を明らかにしている。
完全なインタビューは、THR.comでお読みください。
※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら。
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