『ツイスターズ』興行収入、公開最初の週末で記録的な8050万ドルを達成
リー・アイザック・チョン監督の『ツイスターズ』が北米で8050万ドルの興行収入を公開初週末で達成した。土曜日の時点では、7460万ドルと予想されていたがその予想を上回った。
『ツイスターズ』は今年に入って3番目に大きなスタートを切っており、『インサイド・ヘッド2』の1億5420万ドルと『デューン 砂の惑星 PART2』の8250万ドルに続いている。
この作品の成功により、ハリウッドで注目を集めるグレン・パウエルのスターとしての地位が確固たるものとなる。デイジー・エドガー=ジョーンズやアンソニー・ラモスも主演のトリオとして出演している。
また、インディー映画『ミナリ』で高く評価されたチョン監督にとっても大きな実績だ。この映画は男女ともに均等に支持され、若年層から年配の観客にまで幅広くアピールしており、新しいシリーズ作品を生む可能性もある。観客からはA-のCinemaScoreを獲得している。
28年前に公開された『ツイスター』の続編にあたる『ツイスターズ』。『ツイスター』は視覚効果と実際の効果を組み合わせた革新的な作品で、故ビル・パクストンとヘレン・ハントが主演し、監督はヤン・デ・ボンでした。映画は興行収入で大成功を収め、公開初週末で4100万ドル(現在のドル価値で8200万ドル)を記録し、最終的には全世界で4億9450万ドル(現在のドル価値で9億9208万ドル)を達成している。
竜巻街道の中心地であるオクラホマ州で『ツイスターズ』の撮影が行われた。そのこともあり、この映画の公開初日の興行トップがオクラホマ州内の劇場だった。
ユニバーサル・ピクチャーズ、ワーナー・ブラザース・ピクチャーズ、アンブリン・エンターテインメントが制作に関わっており、国内配給はユニバーサルが、海外配給はワーナーが担当している。
当初は、『ツイスターズ』が国内で4000万ドルから5000万ドルのスタートだと予測されており、7000万ドルを超えると予測したところはいなかった。(いくつかの配給会社はそれ以上の成績を期待してはいた)。この映画は海外でも公開が予定されており、マーケティング費用を除いて製作費は1億5500万ドル。
『ツイスターズ』は週末の興行収入でトップになるだろう。昨年同じ週末に『バービー』と『オッペンハイマー』が公開されて「バーベンハイマー現象」を引き起こしていた。
その他の映画では、「怪盗グルーのミニオン超変身」が第2位を維持しており、ピクサーの『インサイド・ヘッド2』とネオンの大ヒットホラー映画『Longlegs(原題)』がそれに続いている。
『ツイスターズ』は、2024年7月19日に北米で公開され、日本では来月8月1日に公開される予定だ。
※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら。
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