Netflixが18億ドルの新規債券発行を実施

Ted Sarandos
Netflix CEO テッド・サランドス 写真:Getty Images
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Netflixは投資適格ステータスに引き上げられて以来、初めて債券発行をする。

Netflixが18億ドルの新規債券発行を行う。これは昨年投資適格ステータスに引き上げられて以来、初めての動きとなる。Netflixは、今後1年以内に期限を迎える既存の債務の借り換えや一般的な企業目的のために、この資金を使用する予定だ。調達資金は、Netflixのコンテンツ拡大にも充てられる。これには年間約5億ドルのWWEコンテンツや、クリスマスの日のNFLの2試合などが含まれる。今回の債券発行には、2034年満期の10億ドル(金利4.90%)と2054年満期の8億ドル(金利5.4%)が含まれる。

この債券発行は、NetflixがMoody’sとS&Pグローバルから投資適格格付けを受けて以来初めてのものであり、重要な意味を持つ。ムーディーズは同社をBaa1、S&Pグローバルは「A」と、いずれも優良企業の領域にしっかりと位置づけている。これはNetflixの強固な財務安定性を示している。

Netflixの現在の未償還債務は約140億ドルだが、これは多くの従来型メディア企業と比較して低いレバレッジとなっている。S&Pグローバルは、Netflixのストリーミングビデオにおける強力なグローバルリーダーシップを強調し、加入者基盤の成長と収益化の取り組み強化により、今後2年間で10-15%の収益成長を予測している。安定的な見通しは、大規模な買収がない限り、レバレッジを約1倍に維持することを想定している。

※本記事は抄訳・要約です。オリジナル記事はこちら

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