『フレンズ』俳優 マシュー・ペリー死亡事件、医師や助手を含む5人を起訴

故マシュー・ペリーさん  写真:Michael Kovac/FilmMagic
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大人気ドラマシリーズ『フレンズ』で知られる俳優マシュー・ペリーの死亡調査で、当局が5人を起訴したことが、木曜、ロサンゼルスでの記者会見で発表された。

起訴されたのは、当時ペリーと同居していた助手、2人の医師、そして「ケタミンの女王」と呼ばれる薬物取引に関連する女性だ。捜査により、ペリーの死に関与した「広範な地下犯罪ネットワーク」が明らかになったという。

主要被告は、「ケタミンの女王」として検察が呼ぶジャスビーン・サンガと医師のサルバドール・プラセンシアだ。サンガはノースハリウッドに「隠れ家」を所有。そこで大量の違法薬物が発見された。両者はケタミン配布の共謀や死亡に至る薬物配布などで起訴されている。

捜査によると、プラセンシアらは2023年9月から10月のペリーの死亡まで、約55,000ドル(約820万円)で20本のケタミンをペリーに提供していたとされる。

ペリーは2023年10月28日、自宅のジャグジーで溺死しているのが発見された。致死量のケタミンが原因だった。

他の被告らも、薬物配布や共謀の罪で有罪を認めている。

ペリーは生前、アルコールと鎮痛剤への依存を公に語っていた。2022年には、依存症が最悪だった時期には、1日55錠の鎮痛剤を服用していたと明かしている。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。翻訳/山口 京香

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