リドリー・スコット監督『グラディエーター3』を計画中-「すでにアイデアはある」
映画監督は『ゴッドファーザー2』からインスピレーションを得た映画を構想中。
リドリー・スコット監督が『グラディエーターII』でローマのコロッセオに戻るまで20年かかったが、彼はすでに3度目の古代ローマ旅行を計画している。
「グラディエーター3に進みたい」-86歳の映画監督の次の作品の可能性についてハリウッド・レポーター誌からの質問に答えた。「すでにアイデアはある」。彼は次のストーリーは『ゴッドファーザー PART II』からインスピレーションを得ていると語った。
『グラディエーターII』は11月22日に公開される。スコット監督の『グラディエーター』は作品賞及びラッセル・クロウの最優秀主演男優賞を含む5部門でアカデミー賞を受賞したが、公開から20年後の作品だ。ポール・メスカル、ペドロ・パスカル、デンゼル・ワシントン、ジョセフ・クイン、コニー・ニールセンが新作に出演する。
スコット監督はハリウッドで最も多作な監督の一人であり、時には1年に2本の映画を発表することもある。次の作品はパラマウントのビージーズ(Bee Gees)の伝記映画で、脚本家は『グラディエーター』のジョン・ローガンとジョー・ペンホール。来年ロンドンとマイアミで製作に入る予定だ。
皮肉なことに、映画監督のローランド・エメリッヒは最近、グラディエーターのテレビ番組『Those About to Die(原題)』のシーズン2は『ゴッドファーザーII』からインスピレーションを受けるだろうと語った。エメリッヒは1974年の名作のフラッシュバックの使用に興味があるが、スコットは『グラディエーター3』でその映画に似たテーマを探求することに興味がある。エメリッヒのテレビシリーズと最初の『グラディエーター』はどちらも同じ原作、ダニエル・P・マニックスの小説「Those About to Die(原題)」に基づいている。
『グラディエーターII』に関してスコットは自信を見せている。「これはおそらく第1作目よりもさらに素晴らしい作品だ」とスコット監督は4月にシネマコンで最初の映像を公開した際に語った。
※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。翻訳/山中 彩果