リバティメディア、SiriusXM分割後にF1の収益が減少

F1のオーナーであり、ジョン・マローンが率いるリバティメディアは、Sirius XMを新たな上場企業であるSirius XM Holdings Inc.として分離した後の第3四半期決算を報告した。リバティSirius XMの株主は現在、この新会社の81%を保有しており、残りは以前の少数株主が所有している。

リバティメディアは、Sirius XMの分離により、非継続事業で30億ドルの純損失を計上した。F1グループの収益は昨年の8億8,700万ドルから9億1,100万ドルに微増したものの、F1固有の収益は、レース数の減少やメディア権、スポンサーシップ収入の減少により、8億6,100万ドルに減少した。

第3四半期には、F1はLVMHとLenovoをグローバルパートナーとして、またAmerican ExpressとSantanderをオフィシャルパートナーとして新たなスポンサーシップを獲得。LEGOとMattel Hot Wheelsとのパートナーシップによる新製品は2025年に発売予定だ。

リバティメディアの社長兼CEOであるグレッグ・マッフェイは、F1の債務借り換えやMotoGP買収のための資金調達を含む企業活動を強調し、F1の商業的成功とライブ・ネーションの強力なイベント需要が今後の成長に良い兆しを示していると述べた。

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