ジェニファー・ラブ・ヒューイット、母との絆を語る – 『Inheriting Magic』に込めた思い
ジェニファー・ラブ・ヒューイットが新著『Inheriting Magic』で初めて、母親との深い絆についてを打ち明けた。この本のタイトルには、母親パトリシア・メイが持っていた、周囲の人々を特別な存在と感じさせる力を、自身が受け継いだという思いが込められている。
新著と映画『The Holiday Junkie(原題)』の記念イベントがロサンゼルスのZibby’s Bookshopで開催され、ヒューイットはイベントの中で次のように語った。
「私が人気テレビ番組に出演している時でも、母と一緒にレストランに入ると、私よりも母に注目が集まっていました」
続けて、ブライアン・サフィとの対談では、「母は光であり喜びそのものでした。母は誰とでも友達になり、この世に知らない人などいないような人だったんです」と語った。
さらに、「失恋したり嫌な日があったりすると、母はクリスマスライトを飾ってくれました。そうすると気分が上がると信じていたんです。生理痛がひどい時にもライトが点いていました」と、母親はどんなに普通の日でも特別にしてくれたと笑いながら振り返る。
母親のパトリシア・メイは2012年6月12日、67歳で癌の合併症により亡くなった。当時、ヒューイットはモナコで開催されたモンテカルロTVフェスティバルに出席しており、メディアの報道を通じて母親の訃報を知ったという。
「本には書かなかったんですが、実は母が亡くなったことを私より先にメディアが知っていたんです」
「モナコから帰るフライトが約10時間半もかかったので、到着する頃にはすでにみんなが知っていました。その時は本当に奇妙な感覚でした。でも後で思えば、私の人生はいつも誰かに先に知られていたんですよね。失恋ですら、『彼、浮気してたよ』って先に教えられて。なんでその時教えてくれなかったの?って思いますよね」
それから12年が経ち、ヒューイットは母親についての思い出や、自分が母親として家族に「魔法のような瞬間」を与える方法について、ようやく語る準備ができたという。
「母が亡くなった後、あまり多くを語らなかったんです。言葉が見つからなかったから。でも今は、これが母が残してくれたものだと伝える適切なタイミングだと感じています」と述べた。
※この記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら。
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