『SHOGUN 将軍』シーズン2の展開は?― 真田広之ら製作陣が回答

(左から)ジャスティン・マークス、真田広之、アンナ・サワイ、浅野忠信、レイチェル・コンドウ、宮川恵里子、ミカエラ・クラヴェル 写真: KEVIN WINTER/GETTY IMAGES
(左から)ジャスティン・マークス、真田広之、アンナ・サワイ、浅野忠信、レイチェル・コンドウ、宮川恵里子、ミカエラ・クラヴェル 写真: KEVIN WINTER/GETTY IMAGES
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ヒットドラマ『SHOGUN 将軍』の製作陣が11日、エミー賞のイベント「For Your Consideration」に出席し、今後の物語について、いくつかのヒントを示した。

本作は先月、シーズン2&3の製作が発表され、シーズン1で映像化されたジェームズ・クラヴェルの原作小説を超えて物語が拡大されることが明らかになった。

共同クリエイターのジャスティン・マークスとレイチェル・コンドウは、昨年12月からシーズン2の構想を練っており、現在は内容をめぐり“議論”している段階だという。

「お互いのアイデアをすべてを壁に投げつけて、何が残るかを見ているようなクリエイティブなカオス状態です。未知の領域なので、ワクワクしながらも神経を使う作業です…地図はなく、私たちには歴史しかありません」

2人は最近、原作者クラヴェルの情報収集プロセスを学ぶために、日本の様々な場所を訪れ、リサーチを行った。「どの出来事、どのキャラクターを都合の良いように組み合わせることができるのか?といったことを探究するのは、新しい物語を作るのに役立ちます」(コンドウ)

「シーズン3は完結編です。どこから始まり、どこで終わるのか、その旅に誰がいるのかも分かっています。今は、その目的地までたどり着くためにも、シーズン2だけに集中しています。シーズン2は、ちょっとダークなチャプターになります」(マークス)

一方、本作でプロデューサー兼主演を務める真田広之は、「J・クラヴェルの小説はもうありませんが、私たちは彼の精神とストーリーテリングのテイストを学びました。彼のDNAはすべて、私たちの体の中にあると信じています」とコメント。

そして、復帰にあたり、「私にとっては、クオリティを保つことが最も重要です」と付け加えた。

※本記事は英語の記事から抄訳・要約しました。翻訳/和田 萌

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