米THRの音楽編集者が選ぶ2024年の洋楽ベスト10を紹介!

左からティナーシェ、テイラー・スウィフト、ポスト・マローン、サマー・ウォーカー、ケンドリック・ラマー 写真:Noam Galai/Getty Images; Christopher Polk/Billboard/Getty Images; Marcus Ingram/Getty Images; Gary Miller/WireImage
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米『ハリウッド・リポーター』の音楽編集者が2024年のお気に入りの洋楽10曲を厳選!

1年のお気に入りの曲を選ぶ際には、シャワーを浴びたり料理をしたりしながら、大音量で聴きたいと思った曲を思い出してみるといいかもしれない。掃除のやる気を引き出してくれた曲は?運動を少し楽に感じさせてくれた曲や、渋滞を気にならなくさせてくれた曲は?

この記事では、そうした出来事を乗り越える手助けとなった曲をリストアップ!

1.ケンドリック・ラマ―「Not Like Us」

ケンドリック・ラマー 『Not Like Us』 引用元:Amazon
ケンドリック・ラマー 『Not Like Us』 引用元:Amazon

「Not Like Us」は、当初ドレイクを批判した曲として始まったが、世界的で多彩なアンセムへと進化し、称賛されるべき作品となった。作詞は鋭く、ビートは圧巻の仕上がりだ。この楽曲の素晴らしさは、このラップ界の神にもう一つピューリッツァー賞をもたらしてもおかしくないほどである。

2.ビヨンセ feat. マイリー・サイラス「II Most Wanted」

ビヨンセ『COWBOY CARTER』収録曲 引用元:Amazon
収録アルバム『COWBOY CARTER』ビヨンセ 
引用元:Amazon

クイーン・ビーの隣に立つのは誰にとっても簡単ではないが、「II Most Wanted」でサイラスは堂々とその存在感を示している。この曲がマイリー・サイラスからビヨンセに持ち込まれたと知れば、さらに彼女の才能に感謝したくなるだろう。

それはまさに贈り物のような曲だ。カントリー、ロック、ポップの要素が見事に融合したデュエットであり、どちらのアーティストにも相応しいジャンルを駆使している。この曲を聴くと、二人のソロ作品も、再び共演する楽曲も期待せずにはいられない。

3.ティナーシェ「Nasty」

収録アルバム 『Match My Freak EP』ティナーシェ 引用元:Amazon
収録アルバム 『Match My Freak EP』ティナーシェ 
引用元:Amazon

この曲がグラミー賞で1つもノミネートされなかったという事実は、正直言って「意地悪」としか言いようがない。「Nasty」は洗練されたトラックで、リズム感がなくても体を踊らせずにはいられないほどの魅力がある。自信に満ちた成熟したティナーシェを見事に表現しており、「彼女のセクシーさに匹敵する存在はいるのか?」という問いを投げかける。少なくともダンスフロアでは、その答えは「いない」だろう。

4.チャーリー・XCX「360」

収録アルバム『brat』チャーリーXCX 引用元:Amazon
収録アルバム『brat』チャーリーXCX 引用元:Amazon

今年はチャーリー・XCXの年と言っても過言ではなく、「360」はその地位をさらに確固たるものにした。攻めた姿勢と大胆さが光るエレクトロニックな名曲で、印象的なフレーズが満載だ。彼女の言葉に偽りはない。

5.ベンソン・ブーン「Beautiful Things」

収録アルバム『Fireworks & Rollerblades』ベンソン・ブーン 引用元:Amazon
収録アルバム『Fireworks & Rollerblades』ベンソン・ブーン 引用元:Amazon

「Beautiful Things」はTikTokでの人気がきっかけでベンソン・ブーンの名が広まったかもしれないが、この特別な曲は、SNSでのヒットにとどまっていない。ブーンの美しく力強いボーカルと、深い思索を感じさせる歌詞がその魅力を引き立てている。そして、ライブパフォーマンスでの後方宙返りも、この曲の魅力に一役買っている。

6.グロリラ feat. セクシー・レッド「Whatchu Kno About Me」

収録アルバム『GLORIOUS』グロリラ 引用元:Amazon
収録アルバム『GLORIOUS』グロリラ 引用元:Amazon

このビートが効いたアンセムは、特にグロリラの歌詞が内なる「悪い女」を引き出してくれる。2022年に飛躍を果たした彼女だが、今年はさらに成長し、今後ますます上昇していくことを証明した。

7.サブリナ・カーペンター「Espresso」

収録アルバム『Short n' Sweet』サブリナ・カーペンター 引用元:Amazon
収録アルバム『Short n’ Sweet』サブリナ・カーペンター 引用元:Amazon

コーヒーが好きじゃなくても、「Espresso」からは逃れられないだろう。そして、それなしで生きたかったなんて言わないでほしい。名前の通り、この曲は美味しくて中毒性がある。この曲が何年もカラオケの定番になると予測している。なぜなら、思わず叫びたくなるフレーズがあるからだ!

8.サマー・ウォーカー「Heart of a Women」

『Heart of a Woman』サマー・ウォーカー 引用元:Amazon
Heart of a Woman』サマー・ウォーカー 引用元:Amazon

「Heart of a Woman」を再生すれば、瞬時に90年代後半にタイムスリップしたかのような気分にさせられる。あの頃、R&Bがポップラジオを支配していた時代を思い出させるこの曲は、702の約30年前のヒット曲「Get It Together」と相性が良さそうだ。過去に引き寄せられるようなグルーヴ感で、ウォーカーは現代のR&Bシーンを牽引し続けている。

9.テイラー・スウィフト feat. ポスト・マローン「Fortnight」

収録アルバム『THE TORTURED POETS DEPARTMENT: THE ANTHOLOGY』
テイラー・スウィフト 引用元:Amazon
収録アルバム『THE TORTURED POETS DEPARTMENT: THE ANTHOLOGY』
テイラー・スウィフト 引用元:Amazon

ポスト・マローンはコラボレーションの王者であることを証明している。彼のアルバム『F-1 Trillion』には素晴らしいコラボが満載で、ビヨンセとヴァースを交換する「Levii’s Jeans」はまるで魔法のようだ。しかし、テイラー・スウィフトとのコラボは、曲のクオリティと彼の存在感から見ても、さらに優れたものかもしれない。「Fortnight」は穏やかでダウンテンポながらも、大胆でストレート。スウィフトの卓越した作詞能力が主導し、ポスト・マローンが輝くアシストを送っている。

10.メーガン・モロニ―「No Caller ID」

収録アルバム『Am I Okay?』メーガン・モロニー
引用元:Amazon
収録アルバム『Am I Okay?』メーガン・モロニー
引用元:Amazon

もしまだメーガン・モロニーの音楽を聴いていないなら、「No Caller ID」から始めてみてほしい。この曲は、あなたを手放さない古い元彼から前に進むことについてで、モロニーの素晴らしい作詞とクールな歌声がその気持ちを完璧に表現している。

※この記事は要約・抄訳です。オリジナル記事はこちら

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